こんにちは、科特研キャップです
いきなり情報が出てきました。
「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択
2021年1月15日劇場上映&オンライン配信 決定!
「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』でシリーズ構成を務めた福井晴敏が中心となり、『宇宙戦艦ヤマト2199』と『2202』両シリーズを新たな切り口で再構成した特別総集編、『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』が2021年1月15日(金)より全国36館にて3週間限定 劇場上映いたします。
世紀を越え、希望の光を灯し続けた伝説の艦(フネ)—―その全記録
構成・福井晴敏、西暦1969年アポロ月面着陸から始まる宇宙開拓、
2199年イスカンダルへの大航海、2202年ガトランティス戦役に至るまで、
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』を中心に、人類史・宇宙史に刻まれる
歴戦の全記録。新作カット・新録ナレーションを織り交ぜリビルドした慟哭の120分!!
イントロダクション
本作は長大な『宇宙戦艦ヤマトシリーズ』の中でも、特別な作品となった。便宜上「総集編(特別編集版)」と呼ばれてはいるが、単なるダイジェストとはしていない。メインタイトルが象徴するように「ドキュメンタリー映画」に近い手触りを志向している。
中心を『ヤマト2202』全七章に起きつつ、随所に新作映像を加え、「ヤマトの歴史」をひとつの視点で真摯に問い直すその姿勢が斬新だ。そのときどきに起きた事象、関わった当事者たちの心情に、距離をおいて新しい光を当てることで、観客は「意味の再発見」をするだろう。時間軸は、宇宙開拓時代の原点から始まる。『ヤマト2199』の前史、イスカンダルへの旅を交えつつ、「人が宇宙に出た意義」を引いた視点で再吟味した点にも、風格がある。
見終えた後は、西暦2202年までの「宇宙戦艦ヤマト史」の凄絶さに呆然としつつ、あらためて「描かれてきたものの本質」に心を打たれるに違いない。これはさらなる新しいステップへ進むために必要な「宇宙叙事詩」としての総括なのである。
「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択 ─ 年表
- 1945 戦艦大和戦没・第二次世界大戦終結
- 1969 人類 月面に到達
- 2011 国際宇宙ステーション完成
- 2042 人類 火星に到達
- 2111 火星への入植開始
- 2145 第二次世界大戦終結二百年祭
- 2164 第一次内惑星戦争勃発
- 2183 第二次内惑星戦争終結
- 2191 異星文明(ガミラス)と初接触・開戦
- 2198 第二次火星沖海戦
- 2199 宇宙戦艦ヤマト進宙・人類初の超光速航行に成功
- 2200 ガミラス大戦終結
- 2201 時間断層の存在を確認
- 2202 ガトランティス戦役始まる
スタッフ
原作:西﨑義展
製作総指揮・著作総監修:西﨑彰司
構成・監修:福井晴敏
脚本:皆川ゆか・福井晴敏
脚本協力:岡秀樹
設定アドバイザー:玉盛順一朗
ディレクター:佐藤敦紀
制作:studio MOTHER
構成・監修・脚本:福井晴敏 COMMENT
『2199』『2202』で描かれてきた『宇宙戦艦ヤマト』リメイク・シリーズの世界は、単に旧作をアップデートしたものではなく、現実への暗喩と風刺によって構築された文字通りの〝世界〟です。そこには分断と、誤解と、望まぬ変化に戸惑う人の生があります。それはこの苛酷な時代の中、ともすれば立ち往生しがちな我々に、生きるヒントと希望を投げかけてくれる鏡像でもあります。
最新作『2205 新たなる旅立ち』をご覧いただく前に、この〝世界〟を0から見つめ直す旅にみなさんをお連れします。そう、1からではなく0から。月面到達、火星入植、異星文明との初接触。新作映像をもって現実から分岐し、銀河の外へと飛び出す未知の旅です。ファンの方、総集編と侮っていると目を回しますのでご注意を。そしてシリーズ未見の方は、伝説の艦に乗り込む絶好のチャンスをお見逃しなく。
氷川竜介(アニメ・特撮研究家)COMMENT
『ヤマト2199』からのシリーズには、毎回「なるほど、この手で来たか」という新鮮な驚きと喜びがあります。『2202』でも『さらば宇宙戦艦ヤマト』の再構築なる、誰がやっても難しい課題を苦悩とともに突破しつつ、「どこへ向かうのか?」と新規の興味と納得性ある落着を提示してくれました。気が遠くなるような物量戦はまだ記憶に新しいのに、改めて「1本にまとめる」という難題を予想外のアプローチでクリアしたスタッフの皆さんに、まずは感謝です。思い起こせば『ヤマト』第1作は宇宙開発に大きな夢を見た時期の産物でした。その後の長い停滞期を経て、宇宙に熱い視線が戻ってきた「いま」だからこそ、必要とされる作品になったと確信しています。
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
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