こんにちは、科特研キャップです。
以前にも、新海誠監督の脚本執筆についての記事を書きましたが、今回は次の新作アニメの物語やキャラクターについてのツィートです。
新海誠監督の作品に対する取り組み方が垣間見える内容ですね。
新海誠監督のツィート @shinkaimakoto
三年前の『天気の子』の制作ペースを追いかけながら、新作をすこしずつ組み立てています。物語もキャラクターもビジュアルも一息にイメージ出来てしまうような筋力は僕には全くなく、すこしずつ組んではまた崩すようなもどかしい時間ばかりが何ヶ月も続いています。もう初夏ですねえ、、、。 pic.twitter.com/czH0lXNEGs
— 新海誠 (@shinkaimakoto) May 18, 2020
すこしずつ組んではまた崩すようなもどかしい時間ばかりが何ヶ月も続いています。
一人ひとりのキャラクター設定、物語を、積んでは壊し壊しては積みながら作品を作っていく。私たちオーディエンスからみれば、出来上がった作品が最初からそう作られていたように思いがちですが、創作の過程では様々な試みが取り組まれ、試しては壊しのトライ&エラーの積み重ねで作品が作られていくのですね。
こんなツィートをみると、『君の名は。』の立花瀧くんや宮水三葉さん、『天気の子』の森嶋帆高くんや天野陽菜さんの人物設定も、そうとうな時間をかけて作ってはこわし、こわしては作ってきた結果としてのあのキャラクターなのだと思うと、もう一度見てみたくなりますね。
『君の名は。』予告編
『天気の子』スペシャル予報
商標登録と公開日のビミョーな関係
ちょっと気になったことがあったので調べてみました。それは、『君の名は。』と『天気の子』の商標登録と公開日の関係です。新作はたぶん2021年後半か2022年になると思うのですが、もしかしたら商標登録をチェックしていると新作のタイトルがわかるかもしれません。
『君の名は。』
商標登録は、東宝株式会社によって2017/06/27に出願され2018/03/16に登録されています。公開日は2016/08/26…あれ?映画が公開されてから商標登録が出願されています。
時系列に並べると、なんと映画公開のあと10ヶ月後に商標が出願され、さらに9ヶ月後に登録されています。一歩間違えれば、東宝株式会社意外の誰かが『君の名は。』を取得しちゃうこともできたかもしれません。
- 公開日:2016/08/26
- 出願日:2017/06/27
- 登録日:2018/03/16
『天気の子』
「天気の子」に関しては、やはり同じ東宝株式会社により2018/09/28に出願され、こちらは登録日が2019/10/18となっています。公開日を調べてみると…2019/07/19が公開。こちらは映画公開前に出願されていますので、登録日が公開後でも基本的には問題ないですね。
- 出願日:2018/09/28
- 公開日:2019/07/19
- 登録日:2019/10/18
最近の東宝株式会社の商標登録案件としては、「HELLO WORLD 錦高校購買部」や「メガロ」(ここにきて商標登録か)!)、「鹿鳴館」という文字が並んでいますが、まだ新海誠監督の最新作のタイトルらしきものは登場してなさそうです。
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
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