こんにちは、科特研キャップです。
ついに発表になりました。
『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』の劇場上映は、2021年10月8日(金)となりました。しかも「前章 -TAKE OFF-」とありますので、少なくとも前章と後章の2部構成あるいはそれ以上の構成になる可能性が出てきました。
宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち 前章-TAKE OFF-
超特報
イントロダクション
それにしても、2199から2205の6年間に実にいろいろなことが起きる地球ですよね。
ガミラスと戦い和睦をして同盟国に、そしたらガトランティスが現れた。ガトランティスを倒したあとに、こんどはガミラスとボラー連邦との戦いに巻き込まれる…とは。
昭和時代の『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』以降の要素を出し惜しみせずに盛り込んだストーリーになるもよう。いったい、どんなストーリーなのでしょうか?
それでも「生きろ」と?
不安と哀しみの時代に、再びヤマトが飛ぶ。想像を絶する新たな宇宙へ-
宇宙戦艦ヤマトは進み続ける。人類の未来を守るために……。
帝星ガトランティスとの果てしなき物量の激戦を経て、大いなる代償と引き換えに困難な高次元領域からの帰還を成し遂げたヤマトと古代進。しかし宇宙には、新たな戦乱が待っていた。
本作は1979年に高視聴率を獲得したテレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』以後の要素を一挙に結集!「ヤマトの次世代クルー」「銀河レベルでの星間戦争」を核として、徹底的な再構築に挑む。
徳川太助や土門竜介ら新クルーの参加、意外な旧クルーの乗船、文字どおり人類の命運を背負って生きのびた古代進の苦悩と、ドラマ面でも深みを増していく。ガミラス、イスカンダルの二連星を見舞う悲劇、ボラー連邦と謎の黒色艦隊とデスラーの軍勢との抗争を皮切りに、一大宇宙叙事詩が展開する。
人の希望と尊厳を追及する「新たなる旅立ち」が、ここに始まった!
文◎氷川竜介(アニメ特撮研究家)
https://starblazers-yamato.net/2205/introduction/index.html
製作総指揮/著作総監修 ◎ 西﨑彰司
ファンの皆さんの多くが熱狂した「さらば宇宙戦艦ヤマト」を新たな解釈で、正義と愛を描いた「2202」、それに続く「2205」。
福井さんはキャラクターの心を掘り下げ追いかけ、一貫した心の成長を描く達人だと思います。福井さんが織りなす物語を演出する安田監督の絵コンテから伝わる世界観、これまでにないヤマトへのアプローチに、早く試写を見たくて、なぜか少し緊張しながらワクワクしている自分がいます。
https://starblazers-yamato.net/2205/introduction/index.html
監督 ◎ 安田賢司
リアルタイムではヤマトを体験しなかった世代ではありますが、今回新たに監督として参加することになりました。改めて旧シリーズ、リメイクシリーズを見て、知っていくにつれヤマトの奥深さとファンの熱量を感じ、身を引きしめて制作に臨んでおります。
今シリーズではファンのツボを押さえつつ、一方で「そう来るか!」といった驚きも用意されております。
また、古代たちの下の世代である新クルーの活躍と成長も大きな柱です。
まさに『新たなる旅立ち』新たなる展開と新たなるキャラクターたちの息吹をご期待ください!
https://starblazers-yamato.net/2205/introduction/index.html
シリーズ構成/脚本 ◎ 福井晴敏
こんな時代に、ではなく、こんな時代だからこそ、ヤマトは新たなる旅へと出発します。
それはかつての『新たなる旅立ち』と似た道筋をたどっているように見えながら、より重く、より辛く、より痛切な旅路となります。『〜2202』までで描かれた事々を取り込み、現代の鑑賞に耐えるよう物語の解像度を引き上げた結果ですが、理由はそれだけではありません。登場人物らが直面する苛酷な運命、二律背反によって引き裂かれる感情、その中から浮かび上がる各々のたったひとつの心情――その痛みと辛さを我が事と重ね合わずにいられない、そういう時代を我々が生きているがゆえに、ヤマトの今次航海は重いのです。
現実の憂さを晴らすためにひたすら痛快なフィクションが求められる一方、現実を客体化し、見つめ直し、生きるための縁となるフィクションもまた求められています。『宇宙戦艦ヤマト』とは元来、後者の草分けであったという確信に基づき、かつてとは似て非なる「新たなる旅立ち」がいま始まります。その先に待つものは――我々が生きる現実と同様、未知と辛苦と可能性を内包する〝無限に広がる大宇宙〟でありましょう。
https://starblazers-yamato.net/2205/introduction/index.html
アニメ特撮研究家 ◎ 氷川竜介
出し惜しみは無し! そう腹をくくったかのようなスタッフの意気ごみに、まず感激しました。『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』『宇宙戦艦ヤマト2』を経た1979年以後も作られた「続編」の諸要素。それらを総点検してピックアップし、なおかつ『2199』『2202』で描かれてきた新要素も無視せず、リブート後の「第3作目」としてあくまでも誠実であろうということでしょう。困難を前にしても首をうなだれることなく、先の見えない茫漠たる宇宙にむしろ希望を求め、手を取りあって一歩ずつ前に進む。各自でやれることを持ち寄って……。新型ウイルスで全世界規模のダメージを受けて以後、人びとに歓迎される「物語」には、こうした普遍的な姿勢があると感じています。この「宇宙戦艦ヤマトシリーズ」の登場人物、スタッフたちにも共通する姿勢があることを、とても嬉しく誇りに思います。
https://starblazers-yamato.net/2205/introduction/index.html
ヤマトシリーズ年表
- 1974年 10月 テレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマト』放映・全26話
- 1977年 8月 劇場用映画『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』公開
- 1978年 8月 劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』公開
- 1978年 10月 テレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2』放映・全26話
- 1979年 7月 テレビスペシャル『宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち』放映
- 1980年 8月 劇場用映画『ヤマトよ永遠に』公開
- 1980年 10月 テレビシリーズ『宇宙戦艦ヤマトⅢ』放映・全25話
- 1983年 3月 劇場用映画『宇宙戦艦ヤマト 完結編』公開
- 1995年 2月 オリジナルビデオ『YAMATO2520』第1巻発売
- 2009年 12月 劇場用映画『宇宙戦艦ヤマト 復活篇』公開
- 2010年 12月 実写映画『SPACE BATTLESHIP ヤマト』公開
- 2012年 4月 『宇宙戦艦ヤマト 2199』第一章劇場上映(全七章)
- 2013年 4月 『宇宙戦艦ヤマト 2199』TV放映・全26話
- 2014年 10月 『宇宙戦艦ヤマト 2199 追憶の航海』劇場上映
- 2014年 12月 劇場用映画『宇宙戦艦ヤマト 2199 星巡る方舟』公開
- 2017年 2月 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』第一章劇場上映(全七章)
- 2018年 10月 『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』TV放映・全26話
- 2021年 6月11日 『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』劇場上映
- 2021年 10月8日 『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』前章 -TAKE OFF- 劇場上映(全二章予定)
ストーリー
白色彗星帝国との戦いから三年──。
滅びに瀕したガミラス民族を救うべく、新たな母星の探索を続けていたデスラー総統は、天の川銀河の一画に条件に見合う星を見出す。が、そこは、強大な星間国家の領域内であった。
銀河で勃発した領土紛争は、ガミラスと安全保障条約を結ぶ地球を否応なく巻き込んでゆく。
地球に軍事的・経済的優位性をもたらしてくれた時間断層という魔法は、自分たちの命と引き替えに消滅してしまった──
自責の念に駆られながらも、ヤマト新艦長の任についた古代進は、来るべき有事に備えて新クルーらと共に訓練航海に旅立つ。
その中に、自分をつけ狙う何者かが紛れ込んでいるとも知らずに。かつてない不安の時代に、新たなる旅立ちの時を迎えるヤマト。
https://starblazers-yamato.net/2205/story/index.html
その行く手では、想像を絶する新たな敵が待ち構えていた……。
キャラクター
古代進(こだいすすむ)
CV:小野大輔
森雪(もりゆき)
CV:桑島法子
真田志郎(さなだしろう)
CV:大塚芳忠
アベルト・デスラー
CV:山寺宏一
スターシャ
CV:井上喜久子
土門竜介(どもんりゅうすけ)
CV:畠中祐
京塚みや子(きょうづかみやこ)
CV:村中知
坂本茂(さかもとしげる)
CV:伊東健人
坂東平次(ばんどうへいじ)
CV:波多野渉
徳川太助(とくがわたすけ)
CV:岡本信彦
メカニカル
宇宙戦艦ヤマト
デウスーラⅢ世
補給母艦アスカ
戦闘空母ヒュウガ
スタッフ
- 原作 ◎ 西﨑義展
- 製作総指揮/著作総監修 ◎ 西﨑彰司
- 監督 ◎ 安田賢司
- シリーズ構成/脚本 ◎ 福井晴敏
- 脚本 ◎ 岡秀樹
- キャラクターデザイン ◎ 結城信輝
- メカニカルデザイン ◎ 玉盛順一朗
- メカニカルデザイン ◎ 石津泰志
- メカニカルデザイン ◎ 明貴美加
- 音楽 ◎ 宮川彬良
- 音響監督 ◎ 吉田知弘
- CGディレクター ◎ 後藤浩幸
- アニメーション制作 ◎ サテライト
キャスト
- 古代 進 ◎ 小野大輔
- 森 雪 ◎ 桑島法子
- 真田志郎 ◎ 大塚芳忠
- アベルト・デスラー ◎ 山寺宏一
- スターシャ ◎ 井上喜久子
- 土門竜介 ◎ 畠中 祐
- 京塚みや子 ◎ 村中 知
- 坂本 茂 ◎ 伊東健人
- 坂東平次 ◎ 羽多野渉
- 徳川太助 ◎ 岡本信彦
勝手に想像・空想・妄想『宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち』
あわせて読みたい
関連リンク
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
コメント
[…] […]