こんにちは、科特研キャップです。
このサイトと名前がとてもよく似ている…ので、とっても気になってます(笑
このサイトは「科学特撮研究会」通称「科特研」で通しておりますが、お気づきの方も少なくはないと思いますが、元々はTV版初代ウルトラマンに登場する科学特別捜査隊=科学特捜隊(歌詞に登場)=科特隊(番組の中での省略呼称)からいただいているのですが、5月13日公開の映画『シン・ウルトラマン』においては、その組織名称が『禍特対(かとくたい)』となっている模様。
いったいどんな組織なのか、考察してみたいと思います。
映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント @shin_ultraman より
まずは気になる単語がゴリゴリ公開されました。
- 巨大不明生物:映画『シン・ゴジラ』で使われた怪獣に対する呼び方
- 防災庁:現在の日本には存在しない役所。自衛隊のある防衛庁とは異なるようだ。
- 通称【禍特対(カトクタイ)】:正式名称があるらしい
禍特対(かとくたい)の呼称もさることながら、さらにその前に情報公開されたこちらの車両の文字も気になります。
禍特対のマーク(流星マーク)の下の文字が[SSSP]と読めます。02は2号車という意味だとおもいますし、防災庁の文字も見られます。気になるのがSSSPの文字の下にあると思われるSSSPが何の略なのかが書かれていると思います。
TV版初代ウルトラマンに登場する科学特別捜査隊は、The Science Special Search Party(サイエンス スペシャル サーチパーティ)で、SSSPなのですが、防災庁の禍特対がSSSPになるにはどんな英語名称になるのか…なかなか難しいです。
映画『シン・ゴジラ』における 巨災対の正式名称は、巨大不明生物特設災害対策本部。ここから推測すると、禍特対の特対が特設災害対策本部になる可能性もあるようにおもいますが、禍(わざわい)の部分が、日本の省庁関係で用いられた事例を知らないので…なんともですが、災害に対して災でもなく、厄でもなく、禍の字を使うところに重要なポイントがありそうな気がします。最近この禍という文字を見かけるのが「コロナ禍」という使い方です。もしかしたらコロナではなく巨大不明生物がしかも複数出現する時代という意味で「巨大不明生物禍特設災害対策本部」という名称なのかもしれません。公式発表が待ち遠しいです。それにしても名称が長いなぁ〜 役所のすることですから??
【追記】pixiv百科によると、禍特対の英語名称は、 S-class Species Suppression Protocol (enforcement unit) の略とあります。Sクラスの Species(種族)、Suppression(抑制)、 Protocol (プロトコル=手順)、enforcement unit(執行ユニット)
禍特対メンバー
神永新二 -作戦立案担当官-(斎藤工)
浅見弘子 -分析官-(長澤まさみ)
滝明久 -非粒子物理学者-(有岡大貴)
船縁由美 -汎用生物学者-(早見あかり)
田村君男 -班長-(西島秀俊)
この感じからして、科学特捜隊のような「戦う組織」というよりも、「研究する組織」的な存在なのかもしれません。車両は登場しますが、ジェットビートルのような火器(武器)を装備している乗り物は出てこないかもしれません。
そんなわけで、まだまだ出演者情報が出てくると思いますが、逐次考察していきたいと思います。
あわせて読みたい
関連リンク
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
コメント