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映画 シン・ウルトラマン (2021年公開) ビジュアル公開 – ずばり成田亨デザインを踏襲した樋口真嗣監督 企画・脚本の庵野秀明氏のコメントには成田亨氏•佐々木明氏のデザインへのオリジナル回帰が語られています。

こんにちは、科特研キャップです。

ツブコン初日、いよいよ樋口真嗣監督 / 企画・脚本庵野秀明の『シン・ウルトラマン』のビジュアルが公開されました。

デザインもずばり最初のウルトラマンをデザインした成田亨氏のオリジナルに忠実にしたウルトラマンの姿、しかもカラータイマーはありません。これは成田亨氏もカラータイマーはない方がいいとしていたことを踏襲したものだと思います。

まずはその姿をご覧ください。

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株式会社カラーのツィート

公式サイトでの庵野秀明氏のコメント

『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」について 2019/12/11

成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像にできないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。

我々が『ウルトラマン』というエポックな作品を今一度現代で描く際に、ウルトラマン自身の姿をどう描くのか。
その問題の答えは、自ずと決まっていました。
それは、成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指す事です。
世界観を現代に再構成する事は挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、成田亨・佐々木明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求めるデザインコンセプトを見出せませんでした。

その為に---
『真実と正義と美の化身』と成田氏が当時から後年にかけて描いていた様々なウルトラマンのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
成田氏が監修した、佐々木朗氏制作によるマスク。
成田氏が望んだ、古谷敏氏の体型データをベースとした体躯。
成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。
成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背鰭を付けない。
そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない。

と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。
ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。

この想いが、わずかでも観客のみなさまに伝わる事が出来れば、幸いです。

企画・脚本 庵野秀明

(公式サイト https://shin-ultraman.jp/news/ より)




シン・ウルトラマンの姿

©2021「シン・ウルトラマン」製作委員会

発表の様子




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