こんにちは、科特研キャップです。
映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の公開に先立ち、KADOKAWAさんがやってくれました!大映映画を一挙上映。妖怪映画と特撮怪獣映画の映画祭がはじまります。
妖怪・特撮映画祭
7/16(金)公開『妖怪・特撮映画祭』予告篇
7月16日(金)より、角川シネマ有楽町にて一挙上映
7月23日(金)より、ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールBにて上映ほか全国順次公開公式サイト: https://cinemakadokawa.jp/yokaitokusa…
公式Twitter: @kado_cine祭りだ!祭り‼お化けに妖怪、魔神に大怪獣から、天変地異に宇宙人までなんでもござれ‼
いざスクリーンに集結せよ!本映画祭では、アナログ特撮の魅力にあふれた作品群を、3つのジャンル、<妖怪・怪談><大魔神・ガメラ><スペクタクル・ディザスター・怪奇・幻想>に分けてラインアップ。妖怪映画とともに、幽霊、怪獣、宇宙人らが登場する特撮映画を一挙上映いたします。
<妖怪・怪談>では、新作『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の原点とされる「妖怪三部作」
(『妖怪百物語』、『妖怪大戦争』※1968、『東海道お化け道中』)の4K修復版や、新作と同じ三池崇史監督による『妖怪大戦争』※2005をセレクト。<大魔神・ガメラ>では、新作『妖怪大戦争 ガーディアンズ』で重要なキャラクターとして登場、55年の時を経てスクリーンに復活する“大魔神”、その「大魔神三部作」(『大魔神』、『大魔神怒る』、『大魔神逆襲』)の4K修復版、そして、55周年プロジェクトが絶賛進行中の、『大怪獣ガメラ』をはじめとする昭和ガメラシリーズ8作品と『小さき勇者たち~ガメラ~』をセレクト。
<スペクタクル・ディザスター・怪奇・幻想>では、日本初の70mm映画『釈迦』、ゴジラの着ぐるみ制作にもかかわった造形家・大橋史典が造型を担当した『鯨神』や『大江山酒天童子』など、バラエティに富んだ作品をセレクトしました。
https://www.youtube.com/watch?v=L-s9qzBAoq8
『大怪獣ガメラ』から『宇宙怪獣ガメラ』までの昭和ガメラ8作品に加えて、『小さき勇者たち~ガメラ~』が『妖怪・特撮映画祭』で一挙上映決定‼
7月16日(金)より、角川シネマ有楽町にて一挙上映
https://www.youtube.com/watch?v=sDR59TTLeIk
7月23日(金)より、ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールBにて上映ほか全国順次公開
7/16(金)公開『妖怪・特撮映画祭』予告篇【フィーチャリング ガメラversion】
『大怪獣ガメラ』から『宇宙怪獣ガメラ』までの昭和ガメラ8作品に加えて、『小さき勇者たち~ガメラ~』が『妖怪・特撮映画祭』で一挙上映決定‼
7月16日(金)より、角川シネマ有楽町にて一挙上映
7月23日(金)より、ところざわサクラタウン ジャパンパビリオン ホールBにて上映ほか全国順次公開■妖怪・特撮映画祭
公式サイト: https://cinemakadokawa.jp/yokaitokusa…
公式Twitter: @kado_cine
上映作品
https://cinemakadokawa.jp/yokaitokusatsu/title.html より抜粋
妖怪大戦争 ※1968
日本の妖怪たちが力を合わせて
バビロニアの凶悪妖怪を迎え撃つ!
1751年(宝暦元年)、バビロニアの遺跡で4000年の眠りから覚めた吸血妖怪ダイモンが、江戸時代の日本に襲来する。日本の妖怪たちは総力を挙げてこれを迎え撃つ。『妖怪百物語』に続く“妖怪シリーズ”第2作!
監督:黒田義之
脚本:吉田哲郎
撮影:今井ひろし
美術:太田誠一、加藤茂
音楽:池野成
出演:青山良彦、川崎あかね、大川修、内田朝雄、神田隆
(1968年12月14日公開/カラー/79分/スコープ)
©KADOKAWA1968
妖怪大戦争 ※2005
少年と日本の妖怪たちが力を合わせて怪人の操る怨霊たちと戦う!
新生角川映画がグループ創立60周年を記念してCGを駆使した特撮と新しいストーリーで『妖怪大戦争』をリメイクした作品。企画にはプロデュースチーム「怪」として水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきも参加。
監督:三池崇史
原作・脚本プロデュース:荒俣宏
脚本:三池崇史、沢村光彦、板倉剛彦
撮影:山本英夫
美術:佐々木尚
音楽:遠藤浩二
CGIプロデューサー:坂美佐子
CGIディレクター:太田垣香織
出演:神木隆之介、宮迫博之、南果歩、菅原文太、栗山千明、豊川悦司
(2005年8月6日公開/カラー/124分/ビスタ)
©2005『妖怪大戦争』製作委員会
妖怪百物語
長屋の住人を苦しめる悪徳商人を
ろくろ首やのっぺらぼうが懲らしめる!
長屋を取り壊して女郎屋にしようとする悪徳商人・但馬屋は、妖怪の会「百物語」の後、憑きもの落としのまじないをしなかった。すると…60年代末、怪獣ブームの後に妖怪ブームを巻き起こした“妖怪シリーズ”第1作。
監督:安田公義
脚本:吉田哲郎
撮影:竹村康和、田中省三
美術:西岡善信、加藤茂
音楽:渡辺宙明
特撮監督:黒田義之
出演:藤巻潤、高田美和、平泉征、坪内ミキ子、ルーキー新一
(1968年3月20日公開/カラー/78分/スコープ)
©KADOKAWA1968
東海道お化け道中
父を探して旅する少女を守って
妖怪たちが悪人どもをやっつける!
やくざに襲われた祖父・甚兵衛は死の間際、少女・お美代に、死んだ父は実は生きていると告げる。母の骨で作ったサイコロを持ってお美代は父を探す旅に出る。『妖怪百物語』『妖怪大戦争』に続く“妖怪シリーズ”最終第3作。
監督:安田公義
脚本:吉田哲郎、浅井昭三郎
撮影:今井ひろし、武田千吉郎
美術:西岡善信、加藤茂
音楽:渡辺宙明
特撮監督:黒田義之
出演:本郷功次郎、穂積ぺぺ、古城門昌美、戸浦六宏、五味龍太郎
(1969年3月21日公開/カラー/78分/スコープ)
©KADOKAWA1969
四谷怪談 お岩の亡霊
悪役俳優・佐藤慶が伊右衛門を演じる
怪談の定番の映画化。
浪人の伊右衛門が策略で恩を売った豪商の娘・お梅は彼に惚れ込み、話は縁談まで進む。邪魔になる伊右衛門の妻・お岩を殺すためお梅の乳母は伊右衛門に毒薬を渡す。悪役俳優・佐藤慶が極悪人の伊右衛門を演じる四谷怪談。
監督:森一生
原作:鶴屋南北
脚本:直居欽哉
撮影:武田千吉郎
美術:太田誠一
音楽:斉藤一朗
出演:佐藤慶、稲野和子、青山良彦、御影京子、小林昭二
(1969年6月28日公開/カラー/93分/スコープ)
©KADOKAWA1969
怪談雪女郎
白く美しい雪女郎の顔が、
突然見るも恐ろしい形相に変わる。
吹雪の夜、老仏師と弟子の与作は山小屋で雪女郎に襲われる。老仏師の命を奪った雪女郎は見たことを誰にも言わないと約束させて与作の命を助けた。春、与作の家に美しい娘がやってくる。雪女伝説を元にした耽美的怪奇ロマン。
監督:田中徳三
脚本:八尋不二
撮影:牧浦地志
美術:内藤昭
音楽:伊福部昭
出演:藤村志保、石浜朗、長谷川待子、内藤武敏、鈴木瑞穂
(1968年4月20日公開/カラー/79分/スコープ)
©KADOKAWA1968
牡丹灯籠
カランコロンと駒下駄の音がして 美しい遊女が長屋を訪ねて来る。
浪人・萩原新三郎は、知り合った遊女・お露の身の上 に同情して祝言の真似事をする。その夜から毎晩、お露は 新三郎の長屋を訪ねて来るが、彼女は実は幽霊だった。 三遊亭円朝の名作怪談噺を社会派の山本薩夫監督が映 画化。
監督:山本薩夫
脚本:依田義賢
撮影:牧浦地志
美術:西岡善信
音楽:池野成
出演:本郷功次郎、赤座美代子、小川真由美、西村晃、志村喬
(1968年6月15日公開/カラー/89分/スコープ)
©KADOKAWA1968
怪談累ヶ淵
親の因果が子に報う。 怪談の名作を映画化した怪奇妖艶の時代劇。
貧乏旗本・新左衛門は借金の督促に来た針医・宗悦を 切り殺す。下男に死体を捨てに行かせた後、錯乱した新 左衛門は、妾のおくまも切ってしまう。江戸時代の実話 に取材した三遊亭円朝の怪談噺「真景累ケ淵」の5度目 の映画化。
監督:安田公義
脚本:犬塚稔
撮影:竹村康和
美術:内藤昭
音楽:大森盛太郎
出演:中村慶治郎、中田康子、北上弥太朗、浦路洋子、三田登喜子
(1960年6月26日公開/モノクロ/90分/スコープ) ©KADOKAWA1960
怪談蚊喰鳥
1人の女と2人の男が繰り広げるすさまじい色と欲のドラマ。
江戸下町の常磐津の師匠・菊次は、情夫・孝次郎にそそのかされて、大金を持っているとにらんだ按摩・徳の市を嫌々ながら誘惑する。宇野信夫の戯曲を原作に、愛欲と金銭欲のすさまじさを描く意外な結末の文芸怪談映画。
監督:森一生
原作:宇野信夫
構成・監修:橋本忍
脚本:国弘威雄
撮影:本多省三
美術:西岡善信
音楽:倉島暢
和楽:中本敏生
出演:船越英二、中田康子、小林勝彦、丹羽又三郎、丸凡太
(1961年7月5日公開/モノクロ/79分/スコープ) ©KADOKAWA1961
大魔神
4K修復版 | 初披露
少女の涙が魔神を動かす! 大映特撮の最高峰!
戦国時代、悪家老の謀反で領主の父を殺された兄と妹 は忠臣と共に武神像のある神の山に逃れた。10年後、新 領主の悪政で領民が苦しむ里に下りた忠臣は捕らえら れてしまう。特撮時代劇に新しい可能性を開いた傑作。
監督:安田公義
脚本:吉田哲郎
撮影:森田富士郎
美術:内藤昭
音楽:伊福部昭
特撮監督:黒田義之
出演:高田美和、青山良彦、藤巻潤、五味龍太郎、遠藤辰雄
(1966年4月17日公開/カラー/84分/スコープ)
©KADOKAWA1966
大魔神怒る
逆まく湖水を真っ二つに割って、 怒れる魔神がやって来る!
武神像をまつる島が中ほどにある湖の東には名越一族、 西には千草一族が平和に暮らしていたが、名越の娘・小 百合は島の武神像の顔が真っ赤に変わっていることに不 安を覚える。『大魔神』に続く“大魔神シリーズ”第2作。
監督:三隅研次
脚本:吉田哲郎
撮影:森田富士郎
美術:内藤昭
音楽:伊福部昭
特撮監督:黒田義之
出演:本郷功次郎、藤村志保、丸井太郎、内田朝雄、神田隆
(1966年8月13日公開/カラー/79分/スコープ)
©KADOKAWA1966
大魔神逆襲
4K修復版 | 初披露
金色の光に包まれて雪の中から現れた 魔神は初めて宝剣を抜いた。
硫黄のたぎる地獄谷で武器作りの強制労働をさせられ ている父や兄を救うため、少年たちは、入ることを禁じら れている魔神の山を越えて地獄谷に向かう決意をする。 『大魔神』『大魔神怒る』に続くシリーズの最終第3作。
監督:森一生
脚本:吉田哲郎
撮影:今井ひろし、森田富士郎
美術:西岡善信、加藤茂
音楽:伊福部昭
特撮監督:黒田義之
出演:二宮秀樹、堀井晋次、飯塚真英、長友宗之、山下洵一郎
(1966年12月10日公開/カラー/88分/スコープ) ©KADOKAWA1966
大怪獣ガメラ
ゴジラと並んで世界的に有名な 大怪獣ガメラの記念すべきデビュー作!
北極海に墜落した原爆搭載機の爆発でイヌイットの伝 説の怪獣ガメラが8000年の眠りから目覚めてしまう。 日本ばかりか世界中に被害を及ぼすガメラに人類はど う立ち向かうのか? 大映が誇る“ガメラ・シリーズ” 第1作。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:宗川信夫
美術:井上章
音楽:山内正特殊
撮影:築地米三郎
出演:船越英二、姿美千子、霧立はるみ、山下洵一郎、内田喜郎
(1965年11月27日公開/モノクロ/78分/スコープ)
©KADOKAWA1965
大怪獣決闘ガメラ対バルゴン
宇宙から戻ったガメラが 冷凍液を吐く怪獣バルゴンと対決する! ニューギニアで見つかったオパールは、日本への船上、 赤外線を浴びると伝説の怪獣バルゴンになった。巨大化 したバルゴンは神戸から上陸し、殺人虹光線と冷凍液で大 阪を壊滅させる。『大怪獣ガメラ』に続くシリーズ第2作。
監督:田中重雄
脚本:高橋二三
撮影:高橋通夫
美術:柴田篤二
音楽:木下忠司
特撮監督:湯浅憲明
出演:本郷功次郎、江波杏子、早川雄三、藤山浩二、北原義郎
(1966年4月17日公開/カラー/101分/スコープ)
©KADOKAWA1966
大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス
殺人音波のギャオスと 火炎噴射のガメラが空中で激突する!
富士火山帯の異常な活動で目覚めた怪獣ギャオスが人々 を襲う。富士山の噴火につられてガメラが現れ、二大怪獣 の戦いが始まる。ギャオスの口から発せられる異様な鳴 き声=超音波メスがガメラを苦しめる。シリーズ第3作。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:上原明
美術:井上章
音楽:山内正
特殊撮影:藤井和文
出演:本郷功次郎、笠原玲子、丸井太郎、北原義郎、上田吉二郎
(1967年3月15日公開/カラー/87分/スコープ)
©OKADOKAWA1967
ガメラ対宇宙怪獣バイラス
宇宙人が合体して巨大化したバイラスと 子供の味方ガメラの対決!
子供好きなガメラは、地球侵略を図って2人の少年を人質 にとったバイラス人に脳波コントロール装置を打ち込ま れ、都市を破壊し始める。少年2人の命と引き換えに人類 は宇宙人に降伏するのか?シリーズ第4作。今回、劇場 公開版(72分)とともに、ダイジェスト映像の分量が異な る海外版(90分)、ディレクターズカット版(81分)の3バ ージョンで公開。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:喜多崎晃
美術:矢野友久
音楽:広瀬健次郎
特殊撮影:藤井和文
出演:本郷功次郎、八重垣路子、渥美マリ、八代順子、北原義郎
(1968年3月20日公開/カラー/72分/スコープ)
©KADOKAWA1968
ガメラ対大悪獣ギロン
少年たちのため、ガメラは宇宙人の操る ギロンと第 10 惑星で戦う。
森に着陸していた宇宙船に乗り込んだ少年2人は太陽 を挟んで地球の反対側にある第 10 惑星テラに到着す る。そこで2人は頭がナタのような怪獣ギロンとギャオ スの壮絶な戦いを見る。ガメラが少年2人を救うシリー ズ第5作。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:喜多崎晃
美術:井上章、矢野友久
音楽:菊池俊輔
特殊撮影:藤井和文
出演:加島信博、秋山みゆき、クリストファ・マーフィ、大村崑、イーデスハンソン
(1969年3月21日公開/カラー/82分/スコープ)
©KADOKAWA1969
ガメラ対大魔獣ジャイガー
南の島からやって来た魔獣ジャイガーが 万博会場に迫る!
ウエスター島の石像・悪魔の笛が万博で展示されるこ とになった。だが石像の安置されていた穴から魔獣ジャ イガーが復活。事態を知ったガメラは島に飛び、ジャイ ガーと対決する。少年たちがガメラの体内に入るシリー ズ第6作。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:喜多崎晃
美術:山口謡
音楽:菊池俊輔
特殊撮影:金子友三
出演:高桑勉、ケリー・バリス、キャサリン・マーフィ、炎三四郎、平泉在(成)
(1970年3月21日公開/カラー/83分/スコープ)
©KADOKAWA1970
ガメラ対深海怪獣ジグラ
巨大化したジグラ星人と僕らのガメラが 深海で空中で大激突!
公害で汚れた母星を捨て地球に移住しようとするジグ ラ星人の円盤に捕らえられた少年たちはガメラに救出さ れる。少年たちの報告で鴨川シーワールドにジグラ星人 対策本部が設置される。永田大映のガメラシリーズ最 終第7作。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:上原明
美術:矢野友久
音楽:菊池俊輔
特殊撮影:藤井和文
合成:金子友三
出演:坂上也寸志、グロリア・ゾーナ、アーリン・ゾーナ、坪内ミキ子、藤山浩二
(1971年7月17日公開/カラー/88分/スコープ)
©KADOKAWA1971
宇宙怪獣ガメラ
ガメラとスーパーウーマンが 怪獣軍団を操る宇宙海賊と戦う!
地球を狙う宇宙海賊は怪獣軍団を送り込む。地球を守 る平和星 M-88のスーパーウーマン3人は、少年から聞い て知ったガメラを超能力で呼び出す。徳間グループ時代の 大映で旧作の映像とビデオ合成を活用して作られた1作。
監督:湯浅憲明
脚本:高橋二三
撮影:喜多崎晃
美術:横島恒雄
音楽:菊池俊輔
出演:マッハ文朱、小島八重子、小松琴子、前田晃一、工藤啓子
(1980年3月20日公開/カラー/91分/ビスタ)
©KADOKAWA1980
小さき勇者たち〜ガメラ〜
少年が育てた亀のトトはガメラとなって 怪獣ジーダスと対決する!
伊勢志摩の港町で暮らす、母のいない少年・透が海岸で 見つけた不思議な卵から小さなカメが生まれる。透がトト と名付けたカメは驚くべき速さで成長すると姿を消す。平 成ガメラ三部作の後、角川ヘラルド時代に作られた作品。
監督:田崎竜太
脚本:能居由佳里
撮影:鈴木一博
美術:林田裕至
音楽:上野洋子
特撮演出:金子功
出演:富岡涼、夏帆、津田寛治、寺島進、奥貫薫
(2006年4月29日公開/カラー196分/スコープ) ©2006「小さき勇者たち〜ガメラ〜」製作委員会
釈迦
轟然と崩れ落ちる大神殿! 日本最初の70ミリ映画のスペクタクル!
2500年前、インド北方の王家に生まれたシッダ太子は 人々の苦しみを見て悩み、妻と城を捨て、悟りを求める 旅に出る。欧米の 70 ミリ映画に対抗してスーパーテク ニラマ方式で釈迦の生涯を描く日本初の70ミリ超大 作映画。
監督:三隅研次
脚本:八尋不二
撮影:今井ひろし
美術監督:伊藤憲朔
音楽:伊福部昭
特殊技術:横田達之、 相坂操ー
出演:本郷功次郎、勝新太郎、市川雷蔵、山本富士子、チェリト・ソリス
(1961年11月1日公開/カラー/156分=休憩含まず/スコープ=オリ ジナルは70ミリ)
©KADOKAWA1961
日蓮と蒙古大襲来
雷鳴轟く中、蒙古軍 100万の船団に 大暴風雨が襲いかかる!
鎌倉幕府の迫害に耐えながら日蓮は救国救民を訴えて 布教を続けた。かねてからの日蓮の警告の通り、日本征 服を企てる蒙古軍が博多湾に迫ると日蓮は一心に敵国降 伏を祈った。歴史を劇的に脚色したスペクタクル超大作。
監督:渡辺邦男
脚本:渡辺邦男、八尋不二
撮影:渡辺孝
美術:上里義三
音楽:山田栄一
特撮撮影:今井ひろし、 築地米三郎、本間成幹
出演:長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎、林成年、淡島千景
(1958年10月1日公開/カラー/138分/スコープ)
©KADOKAWA1958
大江山酒呑童子
悲恋の美女をめぐって繰り広げられる 怪奇と妖艶の大時代絵巻。
平安時代末期、藤原道長に妖怪退治を命じられた源氏 の大将・頼光は大江山にいる妖怪たちの首領・酒天童 子を討つことを決意する。巨大土蜘蛛や巨牛の造型も楽 しい大江山の鬼退治の伝説を元にした特撮伝記ロマン。
監督:田中徳三
原作:川口松太郎
脚本:八尋不二
撮影:今井ひろし
美術:内藤昭
音楽:斉藤一郎
特殊撮影:本多省三
出演:長谷川一夫、市川雷蔵、勝新太郎、本郷功次郎、山本富士子
(1960年4月27日公開/カラー/114分/スコープ)
©KADOKAWA1960
鯨神
人も舟も叩き潰す悪魔の鯨に モリ1本で立ち向かう男の死闘!
明治初期の九州の漁村。鯨神と呼ばれる巨大で凶悪な 鯨に父も兄も殺された若い漁師は自分の手で鯨神を倒 すことを誓う。後に官能小説で有名になる宇野鴻一郎の 芥川賞受賞小説を鯨の実物大モデルを使った特撮で映 画化。
監督:田中徳三
原作:宇野鴻一郎
脚本:新藤兼人
撮影:小林節雄
美術:間野重雄
音楽:伊福部昭
造形美術:大橋史典
特撮監督:小松原カ
出演:本郷功次郎、勝新太郎、藤村志保、江波杏子、志村喬
(1962年7月15日公開/モノクロ/100分/スコープ)
©KADOKAWA1962
宇宙人東京に現わる
人類滅亡の危機を描く日本初の 本格的カラー空想特撮映画。
謎の円盤と軟体人の目撃事件が続いた後、現れた女性・ 銀子の正体は宇宙人だった。銀子は新天体 R が90日 後、地球に衝突すると言う。ヒトデ形パイラ人のデザイン は岡本太郎。第 3回アジア太平洋映画祭特殊効果賞・ 撮影賞受賞。
監督:島耕二
原案:中島源太郎
脚本:小国英雄
撮影:渡辺公夫
美術:間野重雄
音楽:大森盛太郎
特殊技術:的場徹
色彩指導:岡本太郎
出演:苅田とよみ、川崎敬三、八木沢敏、見明凡太郎、南部修三
(1956年1月29日公開/カラー/87分/スタンダード)
©KADOKAWA1956
蛇娘と白髪魔
薄暗い屋根裏部屋の小窓から 顔をのぞかせた白髪魔が不気味に笑う!
施設で育った小百合は生き別れていた両親とめぐりあい 南条家に帰ることができた。だが、優しい父が海外出張に 行った屋敷では、小百合の身に次々と奇怪で恐ろしい事件 が降りかかる。楳図かずおの恐怖漫画を見事に映画化。
監督:湯浅憲明
原作:楳図かずお
脚本:長谷川公之
撮影:上原明
美術:矢野友久
音楽:菊池俊輔
特殊撮影:藤井和文
出演:村井八知栄、高橋まゆみ、平泉征、浜田ゆう子、北原義郎
(1968年12月14日公開/モノクロ/82分/スコープ)
©KADOKAWA1968
透明人間と蠅男
殺人を重ねる悪の蠅男に科学者が変身した 正義の透明人間が立ち向かう。 連続殺人の捜査に協力するため透明光線を浴びて透明に なった月岡博士は、事件の犯人は体を縮小させた男だと知 る。男の背後には旧日本軍の縮小薬を南方から持ち帰っ た男・楠木がいた。特撮を駆使した怪奇空想科学映画。
監督:村山三男
原案:山野利一
脚本:高岩隆
撮影:村井博
美術:後藤袋二郎
音楽:大久保徳二郎
特殊技術:的場徹
出演:北原義郎、叶順子、品川隆二、毛利郁子、伊沢一郎
(1957年8月27日公開/モノクロ/96分/スタンダード)
©KADOKAWA1957
首都消失
首都東京を失った人々の対応を リアルに描くハードなSFドラマ。
ある夏の朝、人々が気づくと高さ2キロ、半径 30キロの 巨大な円盤型の雲が日本の首都・東京を覆っていた。 通信電波も途絶し、首都を失った日本は深刻な危機に 直面する。音楽は『アラビアのロレンス』のモーリス・ ジャール。
監督:舛田利雄
原作:小松左京
脚本:山浦弘靖、舛田利雄
撮影:飯村雅彦
美術:育野重一
音楽:モーリス・ジャール
特撮監督:中野昭慶
出演:渡瀬恒彦、名取裕子、山下真司、石野陽子、大滝秀治
(1987年1月27日公開/カラー/120分/ビスタ)
©関西テレビ放送 徳間書店 KADOKAWA
風速七十五米
巨大広告ネオン塔の立つ大都会東京を 史上最大の台風が襲う!
大型台風に襲われた際の危険を訴える新聞記者・田村 の警告にもかかわらず、東洋一の巨大な広告ネオン塔が 銀座に建設される。特撮による大型台風襲来のスペクタ クルがクライマックスの広告塔建設をめぐる人間ドラマ。
監督:田中重雄
脚本:高岩隆、田口耕三
撮影:高橋通夫
美術:柴田篤二
音楽:木下忠司
特殊撮影:築地米三郎
出演:田宮二郎、叶順子、宇津井健、高松英郎、浜田ゆう子
(1963年7月13日公開/モノクロ/89分/スコープ)
©KADOKAWA1963
会場
角川シネマ有楽町
- 〒100-0006 東京都千代田区有楽町1-11-1 読売会館8階
- 電話番号:03(6268)0015
- アクセス:JR有楽町駅 国際フォーラム出口前 ビックカメラ上
- 東京メトロ有楽町線 有楽町駅 D4出口直結
ところざわサクラタウン
- 〒359-0023 埼玉県所沢市東所沢和田三丁目31番地3
- 0570-017-396
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
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