こんにちは、科特研キャップです。
シン・ウルトラマンに関する情報がなかなか出てこないな〜とおもっていたら、スポニチに主役である斎藤工さんのインタビュー記事がアップされていました。この記事から「シン・ウルトラマン」のストーリーは読み取れませんが(まだ極秘中の極秘)、これまでどんな経緯だったのかを読み取ることができます。
庵野秀明監督(59)企画・脚本、樋口真嗣監督(54)の「シン・ウルトラマン」の主人公「ウルトラマンになる男」を引き寄せた。きっかけは2人による16年の「シン・ゴジラ」への出演だ。
斎藤工さんの「シン・ゴジラ」への出演は、タバ作戦のあのシーンだ。
ゴジラの第4形態が上陸し、都心への進入を阻止するために展開されるシーン。その中で01式戦車に搭乗していた自衛官が斎藤工さんだ。
「現場ではそんなに指示もなく、庵野さんも目を合わせてくれなかったんです。でも、樋口さんが言うには、ウルトラマンの企画はゴジラより前にあって、庵野さんが“ウルトラマンをやっと見つけた”とおっしゃってくれたそうなんです」
え、そうなの。あのウワサは本当だったんだ!
『ウルトラマンの企画はゴジラより前にあって…』
まじか、やっぱりそうだったんですね。ということは、シン・ウルトラマンが情報公開されたいま、実は水面下でまた別の企画が動いているのかもしれません。シン・ウルトラセブン、シン・帰ってきたウルトラマン 、シン・ウルトラマンA…いや〜そんなことはないでしょうが、このご時世ですから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)みたいに、ちゃんとしたひとつの世界観で描かれるウルトラマンユニバースへの展開…というのも、あるかもしれません。
そして届いた脚本は斎藤に当て書きしたもので、自然と頬が緩み改めて喜びがこみ上げた。その作品が、デビュー20周年となる節目に公開されるのも運命的だ。
これは、庵野監督が斎藤工さんを「この人だ!」と見つけ出して、その配役の上で脚本が書かれた…といことなんですね。一般的な脚本はまず脚本の中の人物設定がありそこで性格がつくられ台詞が描かれるのですが、当て書きとは、もうこの役はこの人が演じることが決定した上で書かれるものです。これはもう役者冥利につきるんじゃないですか。
内容に関してはカラータイマーのないウルトラマンのビジュアルが公開されたものの、ストーリーは厳重なかん口令が敷かれている。斎藤も「言うなって固く言われているんです」と苦笑いするが「でも、めちゃくちゃ面白いですよ」と期待感も抱かせる。
すでにシン・ウルトラマンのビジュアルは、昨年末のツブコンで公開されましたよね。ただストーリーは極秘中の極秘のようですが、めちゃくしゃ面白いとのことです。期待しちゃいますね。
「大杉漣さんや光石研さんらバイプレーヤーズの皆さんに憧れがあって、僕はセンターのようでセンターではないと自覚しています。その感覚を庵野さんがあえてセンターに置いてくれたような脚本だと思いました。当てがあるようでない旅を続けてきて、たまにご褒美のような出来事が起こるんだなって」
やっぱりウルトラマンに変身する人間体はセンターですよ。
ここでちょっと思い出すのが、映画『ULTRAMAN』(2004年)の別所哲也さんが演じたウルトラマンの人間体。航空自衛官のイーグル・ドライバー(戦闘機F15のパイロット)である真木舜一が赤い発光体(赤い玉)と衝突してウルトラマンと同一化…。初代ウルトラマンのハヤタ隊員が青い玉のベムラーを追いかけてきた赤い玉のウルトラマンと衝突するエピソードからのものだけれど、シン・ウルトラマンではどうなるのか。想像するたででもワクワクしてきます。
斎藤工「シン・ウルトラマン」で集大成 庵野秀明氏“やっと見つけた”脚本当て書き
[スポニチ 2020年1月19日]
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
コメント
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