こんにちは、科特研キャップです。
こんな時だから…いろいろな特撮イベントが中止になったり特撮番組の新規撮影ができなかったり…で、うつうつとしている特撮ファンも少なくないと思います。
そこでいっそのこと「お外でできないなら、お家で特撮すればいいのよ!」的な発想で、手近にあるもので特撮ゴッコを楽しむのもひとつかもしれませんね。
そんな時にとても参考になるのが桜井景一さんのツィート。まずはこの3つの投稿から
巣ごもり特撮 海洋パトロール艇「ドライアイスを粉砕せよ!」
【その1】巣ごもり特撮
海洋パトロール艇
「ドライアイスを粉砕せよ!」コロナで金は無いけどヒマはあるので、小さいミニチュアで水物特撮がどこまで出来るのか実験した映像です。
暑い日用に水分たっぷり、ミニチュア感たっぷりです。
潜水艇は食玩で9cm
水中は食器洗い桶
洋上はプラ箱54cm×34cm pic.twitter.com/RqoawSmWOq— 桜井景一 (@okei_kei13901) June 5, 2020
【その2】巣ごもり特撮
メーキング
「ドライアイスを粉砕せよ!」
海洋パトロール艇
ベランダに小さいセット?を組んで撮影しました。
水物特撮をどれだけ小さいミニチュアで出来るかの実験です。なのでミニチュア特撮をミニチュア化する感じの撮影になりましたが楽しく見えれば良いと思っています。 pic.twitter.com/9h13yrlrG1— 桜井景一 (@okei_kei13901) June 5, 2020
【その3】巣ごもり特撮
「ドライアイスを粉砕せよ!」
海洋パトロール艇
撮影状況を特別大図解風にしました。
小さいミニチュアなのでベランダの片隅でチマチマと撮影しました。こんな小さいミニチュアでもダイナミックな画が撮れるというのが特撮の面白味でもあります。 pic.twitter.com/mwRaFD1DDC— 桜井景一 (@okei_kei13901) June 7, 2020
YouTube版
ドライアイスを粉砕せよ!(海洋パトロール艇)
メーキング「ドライアイスを粉砕せよ!」
桜井景一さんとは
桜井景一さんはなんと!日本の特撮映画の撮影監督さんなのです。これまでの作品には、『シン・ゴジラ』や『進撃の巨人』などがありますが、古くは『大空の侍』や『さよならジュピター』でも撮影助手を務めるなど、日本の特撮のど真ん中にいらっしゃった方です。
加えて、福島県須賀川市にある「円谷英二ミュージアム」でのみ視聴できる『夢の挑戦 ゴジラ須賀川に現る』や、樋口真嗣監督 庵野秀明脚本の『巨神兵東京に現る』の特撮もされているとのこと。
ど〜りで〜 というご意見もあるでしょうがむしろ、身近な道具でも十分に特撮は楽しめる…という道を作っていただいたように思います。
こんな時期だからこそ「おうちで特撮」
そんなことにもチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
あの田口清隆監督も「おうちで特撮」の参考動画を出しています
田口清隆監督完全監修「キミにも怪獣映画が撮れる!!」 ~「ウルトラマンX超全集」連動企画~
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
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