こんにちは、科特研キャップです。
ウインダムのソフビ、ゲットしました。いつものお店にいったのですが、残念ながらすでに売り切れていて、少し離れている家電量販店にて閉店時間まぎわに飛び込み、手に入れることができました。あぶなかった〜。
というわかで、ウルトラマンZ(ゼット) 対怪獣ロボット部隊ストレイジの 対怪獣特殊空挺機甲2号機/特空機2号 ウインダムを、じっくりみてみましょう。
※ ちなみに「ウインダム」が正しい表記です。「ウィンダム」と間違えやすいのでご注意を。
ウインダム データ
特空機2号のウインダム
特徴 | ストレイジが開発した2号ロボ。 スピードはセブンガーの2倍。体の各部に空いた穴からジェット噴射して高速移動する。高出⼒のパワーを誇るが、大容量のバッテリーは充電に4日間かかるという問題があり、起動できずにいた。ユカがネロンガの破片を使って電⼒を増幅させ、テレスドンとの戦いで初出撃を果たす。その後はネロンガの電⼒増幅の仕組みを応用した、急速充電・高出⼒のバッテリーが開発され、長時間の⾏動が可能になった。 |
出身地 | 地球 |
身長 | 65メートル |
体重 | 2万3千トン |
武装 | レーザーショット(額から放つレーザー光線) |
引用: https://m-78.jp/z/robot/
カプセル怪獣のウインダム
最初に登場したウインダムは、ウルトラセブンのカプセル怪獣としてでした。もともとはM78星雲メタル星に生息する金属質の表皮と電子頭脳を持った生物。金属のロボットのように見えますが、実は生物という設定だったのですね。
- 身長:ミクロ – 40メートル
- 体重:0 – 2万3000トン
- 出身地:M78星雲メタル星
身長が25m違う(かなりちがうなぁ〜)けれど、体重/重量は同じ設定ですね。ウルトラマンZ(ゼット)のなかでも「軽量化」をはかったことや、セリフのなかに「ダイエット」という言葉がでてくるなど、パワー型のセブンガー に対してスリムで俊敏さを強調しているように思いました。
では、さっそく
ウインダム 前 正面
あとでも説明しますが、1967〜1968年にかけて放送されたウルトラセブンに登場した時点で斬新なデザインでしたが、あれから半世紀以上たつにもかかわらず、まったくデザイン的にも古さを感じさせていません。これはあの 成田享 氏によるデザインのなせる技。
ウルトラマンZでの設定がロボットですから全身は金属なのですが、首、腕、脚の装甲にたくさんの穴が開いていることに関して、劇中では ジェット噴射口 としており、それぞれの噴射口をコントロールすることで、ウルトラマン並の機動力を持たせることができるとのこと。俊敏さ、大事です。
さらに稼働時間がバッテリーフル充電で5分と、セブンガーの1分バッテリー3個(計3分)よりも長く動くことができますが、なんとフル充電に4日間以上かかる…というウィークポイントもあります。初回起動時にはネロンガのツノを媒介として急速充電できましたが、今後どのような設定になるのか、楽しみですね。
ウインダム 後 背中
首、腕、脚の多孔装甲に対して、胸部から背中にかけて西洋の鎧をいしきしたようなデザインになっています。後ろからみるとはっきりわかるのですが、この股間はどうみてもフンドシですが、これはどことなく古代エジプトで用いられたフンドシによく似ています。
ウインダム 左右 側面
基本的に、左右対称のデザインなので、セブンガーの梯子のような左右の違いはみられないようです。
ウインダム 顔
それにしてもこのウインダムの顔、何かに似ていませんか?
そう、鳥です。このクチバシに似た口の部分は鳥ですよね、なかでもかなり「ニワトリ」に似ているように思います。トサカもあるし。しかもこのトサカの付け根が赤くなっており、ここからレーザー光線が発射できるという設定ですね。さらに耳と口の間の下にある突起。特にここから必殺光線がでるわけではないのですが、これもやはり鶏特有の「肉ひげ」なのではないだろうか? と、科特研キャップは思うわけです。
※ ウルトラマンメビウスにマケット怪獣として搭乗したファイヤーウインダムは、片手に火炎放射を持ち、トサカ部分は全体が真っ赤になっていました。
あとこのトサカの部分ですが、どことなく開閉式のギミックがあるのではないかと感じます。後頭部にかかての部分が、頭頂側に収納されるような(あるいはその逆)、ここが可動式だったら、それはそれで興味深いですね。
ウインダム 腹部 ボディ
やはりこの、古代エジプト式のふんどしですね。
ウインダム おしり
ぜったい、古代エジプト式のふんどし
ウインダム 脚 足
ふともも、ふくらはぎを覆う鎧部分と、膝や足首から先のように動く部分とのデザインの違いは、ウインダムの大きな特徴ですね。
精悍なる対怪獣ロボット
軽量化、全身にある噴射口、これによって俊敏に動き回るウインダムの性格が決まりましたね。ウルトラマンZ(ゼット)のタイプチェンジとくみあわせると、こんなふうにみることができます。
- ウルトラマンZ(ゼット)アルファエッジ + パワー型セブンガー
- ウルトラマンZ(ゼット)ベータスマッシュ + スピード型ウインダム
それぞれが、それぞれの特徴を活かしながら、補い合っているような組み合わせの戦い方ですね。
気になる操縦席/搭乗口はどこ?
セブンガー は胴体の正面に搭乗口があり、そこから乗り込む描写がありましたが、ウインダムはいったいどこから乗るのでしょうか?
- 口から入る:この正面の口が開いて、そこからコックピットに乗り込む
- 実はトサカの後頭部が開いて、後ろから乗り込む
- 首の部分が開いて(どんなふうに?)、コックピットに入れる
あたりでしょうか。劇中でもウインダムへの搭乗シーンがあるといいですよね。
成田享について
1929年(昭和4年)9月3日、神戸生まれ。青森県育ち。武蔵野美術学校を卒業後 1954年製作の「ゴジラ」にアルバイトとして参加。その後武蔵野美術学校彫刻研究科(大学院)を卒業後、映画監督に弟子入を経て、1965年に円谷特技プロダクションの契約社員となり、ウルトラマン、ウルトラセブン、マイティジャックなどのウルトラマン、怪獣、メカニックなどのデザインを手がける。2002年没。
- https://ja.wikipedia.org/wiki/成田亨
- 成田享 美術/特撮/怪獣|福岡市美術館
- 成田亨 美術/特撮/怪獣 | 青森県立美術館
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関連リンク
- ウルトラマンZ(ゼット) – テレビ東京系 2020年6月20日(土)あさ9時放送スタート!
- ウルトラマンZ – Wikipedia
- https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマンレオの登場怪獣#怪獣ボール_セブンガー
ウルトラマン ウィンダム ソフビ, ミクラス ソフビ, ウルトラ怪獣シリーズ125, ウルトラ怪獣シリーズ124, セブンガー ソフビ, ウルトラマン ソフビ, ウルトラ怪獣シリーズ42, ウルトラ怪獣シリーズ07
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
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