こんにちは、科特研キャップです。
ツブコン初日、いよいよ樋口真嗣監督 / 企画・脚本庵野秀明の『シン・ウルトラマン』のビジュアルが公開されました。
デザインもずばり最初のウルトラマンをデザインした成田亨氏のオリジナルに忠実にしたウルトラマンの姿、しかもカラータイマーはありません。これは成田亨氏もカラータイマーはない方がいいとしていたことを踏襲したものだと思います。
まずはその姿をご覧ください。
株式会社カラーのツィート
本日のTSUBRAYA CONVENTIONにて、『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」ビジュアルが公開となりました!成田亨氏の『真実と正義と美の化身』がデザインコンセプトの原点。公式サイトでは庵野秀明のコメントが掲載されています。
#シン・ウルトラマンhttps://t.co/VQRMY5xbnL pic.twitter.com/L8yqt2hk9y— 株式会社カラー (@khara_inc) December 14, 2019
「ウルトラマン 第一号雛型(素体立体物による形状検証用)」
「ウルトラマン 第二号雛型(着彩済立体物による体表ライン検証用)」 ATAC 原口智生 着彩#ATAC ブースに展示されました。#シン・ウルトラマン #ツブコン pic.twitter.com/SEFPvFMv95— 認定NPO法人アニメ特撮アーカイブ機構(ATAC) (@Info_ATAC) December 14, 2019
公式サイトでの庵野秀明氏のコメント
『シン・ウルトラマン』の「ウルトラマン」について 2019/12/11
成田亨氏の描いた『真実と正義と美の化身』を観た瞬間に感じた「この美しさを何とか映像にできないか」という想いが、今作のデザインコンセプトの原点でした。
我々が『ウルトラマン』というエポックな作品を今一度現代で描く際に、ウルトラマン自身の姿をどう描くのか。
その問題の答えは、自ずと決まっていました。
それは、成田亨氏の目指した本来の姿を描く。現在のCGでしか描けない、成田氏が望んでいたテイストの再現を目指す事です。
世界観を現代に再構成する事は挑戦出来てもあの姿を改める必要を感じ得ず、成田亨・佐々木明両氏の創作したオリジナルへの回帰しか、我々の求めるデザインコンセプトを見出せませんでした。その為に---
『真実と正義と美の化身』と成田氏が当時から後年にかけて描いていた様々なウルトラマンのイメージを踏襲し融合し再構成させた新たな体表のライン。
成田氏が監修した、佐々木朗氏制作によるマスク。
成田氏が望んだ、古谷敏氏の体型データをベースとした体躯。
成田氏が望まなかった、眼の部分に覗き穴を入れない。
成田氏が望まなかった、スーツ着脱用ファスナーに伴う背鰭を付けない。
そして、成田氏が望まなかった、カラータイマーを付けない。と、いう作業を行った結果が今回のデザインです。
ウルトラマンの美しさに、少しでも近づきたいという願いから生まれた姿です。この想いが、わずかでも観客のみなさまに伝わる事が出来れば、幸いです。
企画・脚本 庵野秀明
(公式サイト https://shin-ultraman.jp/news/ より)
シン・ウルトラマンの姿
発表の様子
シン・ウルトラマン発表‼️
雛形も見れましたし…デザインに対するコンセプトが素晴らしすぎる#シン・ウルトラマン#ツブコン pic.twitter.com/CfBYRB0pa6— ULTRATAKU (@TAKUM78) December 14, 2019
デザインが解禁された時の「おおっ…!?」て空気を味わえて良かったです。 #シン・ウルトラマン pic.twitter.com/3E8um8nMyR
— 金魚鉢てんちょ COMITIA148 N37b (@kingyotencho) December 14, 2019
#シン・ウルトラマン pic.twitter.com/fahECl21R3
— (株)カラー 2号機 (@khara_inc2) December 14, 2019
かっちゃんが悪い関西の顔になって変身してくれたら最高(≧∇≦)#いだてん#シン・ウルトラマン
『シン・ウルトラマン』デザインが初お披露目 カラータイマーは廃止 | ORICON NEWS https://t.co/LxkoNB8rXd— ちりくん (@chirikun1972) December 14, 2019
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。