こんにちは、科特研キャップです。
信じられない発表がありました。
生誕50周年企画作品『シン・仮面ライダー』
『シン・仮面ライダー』超特報
『シン・仮面ライダー』 2023年3月公開
原作 石ノ森 章太郎
https://www.youtube.com/watch?v=OkxsTkuLQP0
脚本・監督 庵野 秀明
ビジュアル考察
シン・仮面ライダーの発表の中で、唯一のビジュアルがこちら。このビジュアルから何が読み取れるのか考察してみたい。
発表会見でもありましたが、このビジュアルを描いたのはシン・エヴァンゲリオンでも庵野秀明監督のもとで副監督を勤めた前田真宏であるとのことが公表されました。では、その前田真宏氏は、シン・仮面ライダーに何を求めているのか…
- 日本の触覚と大きな目。これは仮面ライダー1号がそもそもバッタも跳躍力に目をつけたショッカーが人間の遺伝子とバッタの遺伝子によって造った改造人間であることを表現しているとおもわれます。(原作踏襲)
- 赤いマフラー。これも仮面ライダー1号からの踏襲であるとおもわれますが、実は石ノ森章太郎作品では、仮面ライダーより前に「サイボーグ009(ゼロゼロナイン)」においても、赤いマフラーをなびかせるヒーローが登場しています。米国のスーパーマンが赤いマントを翻していたのに対して日本生まれのヒーローには赤いマフラーを決めてに用いたと考えられます。
- 黒いコート。これは仮面ライダー1号には無かったモチーフ。しかも襟を立てて着ていることや、コートの裾が風になびいてマントのようにも見えなくはない。
- そして変身ベルトの解釈が大きく異なっている可能性がありますね。仮面ライダー1号および2号は、オートバイ(名称「サイクロン」)の走行や自身のジャンプによって風を受けて、その風力でベルトの風車が高速回転し、そのエネルギーで仮面ライダーに変身するのですが、このシン・仮面ライダーのベルトには風車らしきものが見えません。赤く光る大きなバックルがある…という印象ですね。風力によってこれが回転するのか、はたまた全く異なる変身プロセスが作られるのか…まだしばらくは謎になりそうです。
- ショッカーの存在。このビジュアルからはショッカーの存在はわかりませんが、この仮面ライダーは左手に大きな傷を負っており、その傷口を右手でつかんでいるようにみえます。仮面ライダーは本来悪の組織ショッカーが地球征服のために造った改造人間であり本来ならば人類を倒す役割を担っている存在でした。しかし人体改造に関与した博士により人体改造の後に行われる予定だった洗脳の前にショッカーを裏切り脱出し、逆にショッカーを倒す人類の味方として存在するようになりました。正義の味方というより悪の裏切り者なのです。今回のビジュアルは、そのショッカーを裏切り秘密基地から脱出する際に受けた左腕の傷を右手で押さえている…という読み方もできるのではないだろうか。
というわけで、今後ときおり「シン・仮面ライダー」に関する情報が公開されると思うが、なんといっても2023年3月公開までは、科特研キャップも死ぬわけにはいかなくなりました。なんというか…命をつなぐ特撮作品。これからもますます楽しみです。
『シン・仮面ライダー』【公式】 @Shin_KR
株式会社カラー
新作映画への参加に関するお知らせhttps://t.co/RvnKJQybA7 pic.twitter.com/AlbiczKXWb
— 株式会社カラー (@khara_inc) April 3, 2021
仮面ライダー生誕50周年企画 発表会見
1971年4月3日19:30、「仮面ライダー」の第1話が放送開始。
それから半世紀の間、日本のみならず世界中の子供から大人にまで愛され続けてきた仮面ライダーシリーズ。「仮面ライダー生誕50周年」の節目を迎える2021年4月3日(土)19:30より、仮面ライダー生誕50周年企画を発表する記者会見を東映特撮YouTube Official(#TTYO)でライブ配信いたします。
新たな歴史が刻まれる瞬間を刮目せよ!TTYOでは、仮面ライダー生誕50周年を記念して、昭和、平成、令和と時代を紡いできた仮面ライダーシリーズの第1~2話を無料配信中!
https://www.youtube.com/watch?v=bwaMe-ca7hU
それぞれの仮面ライダーたちの物語の始まりを是非この機会に振り返ろう!
再生リストはコチラ
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関連リンク
- 映画公式サイト:https://shin-kamen-rider.jp
- 映画公式ツイッター:https://twitter.com/SHIN-KAMEN-RIDER
- 仮面ライダーWEB【公式】|東映
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
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