こんにちは、科特研キャップです。
岩井俊二監督 斎藤工主演のオンライン連続動画「8日で死んだ怪獣の12日の物語」が、なんと劇場版で公開されることがわかりましたので、さっそくお知らせしたいと思います。
ことの発端は、新型コロナウイルスの猛威の中で、日本を代表する特撮監督である樋口真嗣さん発案のリレー動画「カプセル怪獣計画」から始まり、そのスピンオフ作品として岩井俊二監督と斎藤工さんによる連続動画ドラマ。その最終回でも劇場版の公開がアナウンスされておりましたね。
公式サイトは6月27日に公開される予定なので、新しい情報を追記していきます。
さぁ、乞うご期待です!
斎藤工さんのコメント
四月末、岩井監督の1通のお便りから密やかに始まったこのプロジェクトは、カプセル怪獣の如く日々変化と進化を繰り返し、登場人物も、のんさん、武井壮さん、穂志もえかさん、更には“怪獣や星人”が参加して下さり、作品自体が第二形態へと大きく変貌を遂げました。
他に類を見ないこの進化型怪獣(映画)の目的・ミッションは、人類の平和と、ミニシアターを中心とした映画館の救済です。映画を愛する皆様に、岩井俊二監督・我々の想いが届く事を願っております。
のん さんのコメント
岩井俊二監督のリモート撮影作品に参加させていただき心から嬉しく思います。そして斎藤工さんとも初めての共演をさせていただきました。先輩俳優と後輩のやりとり、とても楽しかったです。怪獣の卵をネットで買って、未知の生き物に地球の未来を委ねる不思議な世界観。小さな白い怪獣が今にも動き出すんじゃないかと、ドキドキしました。どんな状況でも映画作りをする岩井監督の作品に参加できて感動しています。コロナ禍で気持ちがしぼみがちな中、私も大人しくしてるだけじゃダメだ、と勇気付けられました。
ミニシアターが無くなっては困るということで、斎藤工さんも参加されているミニシアターエイドに、私も参加させていただきました。今回は、作品で応援できるということで、役者として一番嬉しい形だなと思います。みんなの大切な、映画の記憶が刻まれる場所が、残っていって欲しいと願います。
岩井俊二監督のコメント
樋口真嗣監督たちが始めた「カプセル怪獣計画」というリレーチャレンジ動画企画に声をかけられたのが4月28日。その趣旨をちょっと誤解して、じぶんなりのショートストーリーを考えてしまいました。小さな怪獣の卵を通販で購入し、毎日育てていくと、思いがけない怪獣に成長していくという物語。一ヶ月後には撮影も完了していたので、途轍もなく速いぺースで完成してしまった作品です。コロナという、今世界中で猛威を振るっている世紀の災厄。誰もが対岸の火事ではいられないこの事態。我々エンターテインメントの世界も、真っ先に甚大な被害を被りました。僕は仕事を作る立場の側です。その責任の重さを今回ほど強く感じたことはなかった気がします。この作品を作ることそのものがコロナ禍にあって自分のできるせめてもの抵抗だった気がします。気の休まらない日々の中、この作品が誰かのせめてもの気休めになってくれたら。そんな想いです。
自分が一番驚いてます。
こんな短期間で企画から上映までというのは過去最短。
こんな時でも、こんな状況でも誕生する時はするもの。
映画ってすごいなあ。
是非劇場で!#8日で死んだ怪獣の12日の物語【劇場版)
7/31より全国順次公開https://t.co/23Xo7MGVVJ— iwai Shunji 岩井俊二 (@sindyeye) June 23, 2020
ハロー
「8日で死んだ怪獣の12日の物語」に出ます!ついに、
岩井俊二監督の世界に入ってきました。
YouTuberもえかすです。ブハー!https://t.co/qFlclBp1Yh pic.twitter.com/8Ih0KPjYFT— 穂志もえか Moeka Hoshi (@moehamegenai) June 23, 2020
8日で死んだ怪獣の12日の物語 – 再生リスト 1話から
俳優・映画監督 斎藤工 【ミニシアター・エイド基金賛同コメント】
あわせて読みたい
関連リンク
- 8日で死んだ怪獣の12日の物語|iwaiff: iwai shunji filme festival
- 斎藤工オフィシャルサイト TAKUMI SAITOH OFFICIAL WEB SITE
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。
コメント
[…] […]
[…] […]