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こんにちは、科特研キャップです。
じつはここのところ、「宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち」に関する記事へのアクセスが増えていたりするのですが、検索してもあまり新しい情報は上がっていないので、自分自信でも待ちきれない思いも重なって、ここらでひとつ勝手な予想をしながらまだ見ぬ新作に思いを馳せたいと思います。
福井晴敏氏の発言
実は「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」に関しては全く新しい情報が無いのか!といえばうそになるのですが、2月3日に新宿ピカデリーで開催された「宇宙戦艦ヤマト2202コンサート2019 Blu-ray発売記念!愛のフィルムコンサート」が開催され、その舞台挨拶にシリーズ構成の福井晴敏氏からこんな発言がありました。
今回は短期決戦です。なぜかは想像してみてください
と明かしたうえで、公開時期を「ネクストウィンター」と発表された…とか。
この発言から何を想像すればいいのか、いやこの発言から私たちは思いっきり想像の翼をひろげて宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ちを想像・空想・妄想してみようかと思う。
旧作 宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち -1979年7月31日放送
あらすじ
白色彗星帝国との戦いから1ヶ月後、デスラーの率いるガミラス 帝国の残存艦隊が母星ガミラス に別れを告げるために立ち寄ったところ暗黒星団帝国がガミラス星の地下資源であるガミラシウムを無断で採掘。激怒したデスラーが交戦した結果ガミラス星そのものが大爆発。二重惑星であるイスカンダルは軌道を離れて漂流し加速しながらワープすらしてしまう。暗黒星団もまたガミラシウムだけでなくイスカンダリウムも手に入れようとイスカンダルを追いかける。デスラーからイスカンダルの危機を告げられた古代進は宇宙戦艦ヤマトでイスカンダルを追いかける。
イスカンダルの暴走は止まらず、スターシャと古代守にイスカンダルからの脱出を呼びかけるも、脱出したのは古代守とまだ赤ん坊の愛娘サーシャの二人。イスカンダルのスターシャは暗黒星団帝国にイスカンダリウムを渡さないために巨大機動要塞の自動惑星ゴルバとともに自爆。幽体となったスターシャはデスラーと古代に感謝と古代守とサーシャに謝罪しながら消えていった。
デスラーを別れた古代進たち宇宙戦艦ヤマトは地球に向かうが、同じく地球を目指す暗黒星団帝国の姿があった……。
登場人物
地球
- 古代進(ヤマト艦長代理)
- 森雪(ヤマト生活班長)
- 島大介(ヤマト航海班長)
- 真田志郎(ヤマト工作班長)
- 徳川太助(ヤマト新乗組員)
- 北野哲(ヤマト新乗組員。航海班配属)
- 坂本茂(ヤマト新乗組員。コスモタイガー隊配属)
- 山崎奨(ヤマト機関長)
ガミラス
- デスラー
- タラン
イスカンダル
- スターシャ
- 古代守
- サーシャ(娘)
旧作 ヤマトよ永遠に – 1980年8月2日劇場公開
あらすじ
テレビスペシャルで放送された「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」の続編として劇場版が公開。同じ敵である暗黒星団帝国の重核子爆弾の投下(爆発はせず、一種のおどし装置として機能)、また暗黒星団帝国の大戦力によって地球防衛軍は敗北し、占領されてしまう。
宇宙戦艦ヤマトに乗艦する古代進だったが地球を離れる際に森雪とは離れてしまう。地球に残った森雪は、敵将校でありながら傷をおったアルフォンを助ける。
宇宙戦艦ヤマトには新メンバーとして真田四郎の姪と称する真田澪が乗艦。実は真田澪こそ、イスカンダルから古代守とともに脱出したサーシャが成長した姿。地球では敵将校アルフォンスと森雪、ヤマトでは古代進とサーシャ(真田澪)。
暗黒星団帝国は実は地球の未来の姿なのだと告げられ、古代たちに戦う無意味さを伝えるが、それこそ敵の罠で地球の未来でもなんでもなかった。徳川太助がなんとなく「考える人」の彫像に違和感を感じたことから偽物であることがわかる。しかもその未来の地球という暗黒星団帝国に残ったサーシャの導きにより地球に投下された重核子爆弾の起爆装置を解除し、サーシャの残る暗黒星団帝国を涙の中で引き金を引き波動砲で破壊。その影響で二重銀河が崩壊し、新しい銀河が生まれ、霊体のスターシャのもとに霊体となったサーシャを見送る。宇宙戦艦ヤマトは地球に向かうのであった
登場人物
- 古代進(ヤマト艦長代理)
- サーシャ/真田澪
- 森雪(ヤマト生活班長)
- 島大介(ヤマト航海班長)
- 真田志郎(ヤマト工作班長)
- 徳川太助(ヤマト新乗組員)
- 加藤四郎(ヤマト新乗組員。コスモタイガー隊配属)
- 山南(ヤマト2代目艦長)
- 藤堂平九郎司令長官(地球防衛軍の司令長官)
- 古代守(古代進の兄、スターシャの夫、サーシャの父)
暗黒星団帝国
- スカルダート(暗黒星団帝国を統べる聖総統)
- サーダ(スカルダートの側近の女性)
- アルフォン(地球占領軍・技術部情報将校)
- カザン(地球占領軍総司令長官)
- グロータス(浮遊要塞総司令)
イスカンダル
- スターシャ(霊体として登場)
ひとまず、過去作を振り返ってみたが、この物語を踏まえた上で、「新しい宇宙戦艦ヤマト2199」と「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」の続編としての「宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち」を妄想してみたい。
スターシャと娘(サーシャ)
2199では古代守はもう亡くなっており、地球への帰路についた波動砲射出口を塞いだ宇宙戦艦ヤマトに搭載されたコスモリバースに量子の状態で封入されているような表現だったが、森雪の命を取り戻すために発動し、量子の海に還ってしまった。
宇宙戦艦ヤマト2199でイスカンダルを離れるヤマトを見送るスターシャが、何気にお腹に手を当てるシーンがあるのだが、そこに古代守との新しい命が宿っているかをおもわせるカットがあるので、なんらかのカタチで、スターシャの娘サーシャが登場するのは確定だろう。実際に旧作においても「赤ん坊のサーシャ=のちの真田澪」は重要なポジションだ。
ただ、ガミラスは地球と和平をし、副総統であるヒス、またユリーシャとメルダ・ディッツでガミラスの再建に当たっているはずである(旧作ではガミラスは無人)。なのでその再建途中のガミラスに暗黒星団帝国が襲いかかり、ガミラス対暗黒星団帝国の交戦から物語は始まるのかもしれない。
もしかしたら双子かも
火星で死んだサーシャの名前をつけた。2199、2202はサーシャとユリーシャの二人が登場。ユリーシャは生きてますが、スターシャの双子の娘または娘と息子の双子という可能性はないだろうか。
もしも双子…という設定ならば、最近注目の[量子力学]におけるエンタングルメント(量子もつれ)による光の速さをこえる情報のやりとり[量子テレポート]みたいなことも盛り込みながら双子による時空を超えたコミュニケーション技術/通信技術も描かれたりはしないだろうか。
いやぁ〜それにしてもユリーシャは生きているしなぁ……。あ、もしも暗黒星団帝国によるガミラスの攻撃の際に命をはってガミラスを守り抜いた=ユリーシャの殉死…ということを盛り込めば、スターシャの双子の娘……という設定も無理はないかもしれない。
このあたりも、もしももしも松本零士先生を少し念頭に入れるのであれば、プロメシュームの双子の娘エメラルダスとメーテルという構図もほんのりと感じさせることもあるのかなぁ〜…まったく勝手な妄想ですんません。
ヤマトレディース
さて、宇宙戦艦ヤマト2199ではとにかく女性の乗組員が多かった。旧作では森雪ひとりなのか?っておもわせる感じもなくはなかったのだけれど、とにかく2199も2202も女性クルーが多い。
地球
- 森雪
- 新見薫
- 山本玲
- 原田真琴
- 岬百合亜
- 西条未来
ガミラス
- メルダ・ディッツ(ディッツ提督の娘)
- ミーゼラ・セレステラ(厳密にはガミラス人ではくジレル人)
- ミレーネル・リンケ(厳密にはガミラス人ではくジレル人)
- エリーサ・ドメル(ドメル将軍の奥方)
- ヒルデ・シュルツ(二等ガミラス人であるザルツ人ヴァルケ・シュルツの娘)
イスカンダル
- スターシャ・イスカンダル
- サーシャ・イスカンダル(火星にて死亡)
- ユリーシャ・イスカンダル(宇宙戦艦ヤマト 自動航法室の中核)
が登場していた。
さらに宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち においても女性キャストが追加された。特に波動実験艦銀河においては艦長以下メインクルーのほとんどは女性……という設定
地球
- 永倉詩織(間騎兵 隊第 7連隊副長)
- 東堂早紀(波動実験艦 銀河 艦長、統括司令長官東堂平九郎の娘)
- 神崎恵(波動実験艦 銀河 副長)
- 市瀬美奈(波動実験艦 銀河 航海長)
- 日下部うらら(波動実験艦 銀河 戦術長)
- 桐生美影(元ヤマト技術科員:地球に残留)
- 加藤真琴:旧姓 原田(加藤三郎と結婚)
- 星名百合亜:旧姓 岬(星名透と結婚)
- 桂木透子(シファル・サーベラーの複製品)
ガミラス
- アデルシア・デスラー(デスラー総統の母)
- イリィ(ガミラスを救ったヤマトが好き…というガミラス 人の少女)
ガトランティス
- サーベラー
テレザート
- テレサ
とこれもまた、物語の鍵となる半物質の存在「テレサ」、ガトランティスの「サーベラー」といった旧作に登場する人物だけでなく、宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たちから登場したキャラクターも数多い。
ということで、勝手な妄想だが、宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ちにおいても、男性キャラクターもさることながら、こうした女性キャラクターもまたさらに追加されてくる可能性を考えていたりする。
地球政府の女性大統領
さて、ここまで女性活躍の時代を先取り(?)する【妄想版】宇宙戦艦ヤマト2205新たなる旅立ち なので、いっそのこと地球連邦の政治においても女性が活躍しているのではないだろうか? 男性が牛耳っている地球連邦ももやは古いかな…なのでここはひとつ地球連邦大統領は女性大統領でいきましょう。
また、地球防衛軍におても統括司令長官には女性を起用。ここで東堂早紀が統括司令長官の椅子に座るのはまだ早いので新しい女性キャラクターをたてての起用かな。
ということで、地球政府におても女性活躍の時代を反映したキャスティングを妄想中です。
いっそ敵も女帝国家
さらにさらに、ここまで女性活躍の時代の作品なのだから、いっそのこと敵である暗黒星団帝国も女性の皇帝というのもありかもしれない。
- スカルダート(暗黒星団帝国を統べる聖総統)を女性に
- サーダ(スカルダートの側近)を男性に
というキャスティングだ。
これによって女性対女性による戦争になるが、最終的にはどこかで[和解]を根底におきながらストーリーをすすめるか、いやいや本来女性の戦いとはそんな生優しいものではない、相手をつぶすとなれば徹底的につぶしにかかる……と描くか、そこはシリーズ構成や脚本家の腕のみせどころ…いやいや、これは単なるいちファンの妄想なので、そんなことはないとは思いますけどね。
短期決戦の理由とは
まぁそんなわけで、こんなに想像・空想・妄想のつばさをひろげながら好き勝手に書いてしまいました。
それにしても素人が考えただけでも、旧作である「宇宙戦艦ヤマト 新たなる旅立ち」と「ヤマトよ永遠に」の流れをくみつつ、新作である「宇宙戦艦ヤマト2199」「宇宙戦艦ヤマト2202愛の戦士たち」の続編としどういうシリーズ構成をすればファンは納得するのか……を考えるのは実に実に難しい作業ではないかと思うわけです。
福井晴敏氏がいうところの「短期決戦」とは、公開日程は決まっているのにシリーズ構成がなかなか上がってこない!脚本も書けない!…そのとばっちりを現場スタッフがこなしていくには、これはもう《短期決戦》にならずを得ないよね〜。という大幅に遅れたせいだと予想しておこうと思う。
気になるのはウェブサイトができてない
本来ならば、もうとっくに「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」のサイトが立ち上がっているはずなのだが……うん、現時点(2020年2月26日の時点)ではまだ開設されていないのだ。
宇宙戦艦ヤマト 2199のウェブサイトは
http://yamato2199.net/
宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち のウェブサイトは
http://yamato2202.net/
ならば、宇宙戦艦ヤマト 2205 新たなる旅立ち のウェブサイトは
http://yamato2205.net/
になるはずだろう〜と思って、お名前ドットコムで検索したら、なんとなんと!取得可能でした。金額も年間790円とうこともあって……すみません。科特研キャップが取得しちゃいました。なので http://yamato2205.net/ にアクセスすると、この妄想記事にリダイレクトします。
※ もしも関係者の方がこれを読んで このドメイン名を使いたいということであれば、ご一報ください。自分も宇宙戦艦ヤマトで育った時代の人間です。
ということで、【妄想版】宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち これにて!読み終わりとさせていただきます。
妄想あらすじ 宇宙戦艦ヤマト2205 ストーリー
ガトランティスとの戦いから数ヶ月後、地球は宇宙戦艦ヤマトと古代、森の両名の帰還と引き換えに時間断層の軍需工場を失い、現存する宇宙艦隊と同盟国であるガミラスとの共存社会をつくっていた。
またガミラス母星の再建はヒス副総統の引退とともに新しい国家元首としてユリーシャ・イスカンダルを選出しメルダ・ディッツを側近におくなど女性による新しい国づくりに取り組む。ここにイスカンダル・ガミラスの二重連星はデスラー無き後ひとつの国家連合として成立するにいたった。
そんなイスカンダル・ガミラスにの国家連合に黒い魔の手が忍び寄る。総統スカルダート(女性)が率いる暗黒星団帝国である。暗黒星団帝国はこれまでにも宇宙のさまざまな場所で資源採掘などに手を出していたのだが、そのたびに白色彗星帝国によって阻止され続けてきた。その白色彗星帝国は地球+ガミラス連合によって消滅していく姿を遠くから傍観していたのだった。白色彗星帝国なき後大手をふって宇宙各地に資源採掘に手を広げている暗黒星団帝国は、ガミラス 母星のガミラシウムに目をつけた。ガミラス母星を強襲した暗黒星団帝国、ユリーシャ ・イスカンダルの命がけの応戦もむなしくガミラスは母星ごと破壊されてしまう。二重連星であるガミラス を失ったイスカンダルはスターシャとその娘(双子のひとり)とともに軌道を離れ暴走。やがてワープスピードになる。
ガミラス母星が破壊される際にかろうじて離脱したメルダ・ディッツ率いるガミラス 残存部隊は救助をもとめに地球に向かう。そのメルダの側にはスターシャの娘(双子のひとり)も同行していた。
そのころ地球では新しい地球政府をつくるために女性大統領が選出され、宇宙艦隊の総司令にも女性の司令長官が着任。新しい宇宙艦隊づくりに取り組んでいた。ガミラスから救助を求めにきたメルダを追跡してきた暗黒星団帝国によって地球は重核子爆弾によって占拠されてしまう。
地球から離れた場所でメンテナンス状態である宇宙戦艦ヤマトに、古代進、真田志郎をはじめとするヤマトクルーと波動実験艦銀河のクルーを加えさらに、メルダ、スターシャの娘(サーシャ)を載せて、暴走したイスカンダルに向かう。このとき森雪は地球を脱出する際に古代と離れ地球に残ってしまう。
地球では負傷した暗黒星団帝国の将校を助けたことがきっかけとなり、地球人と暗黒星団帝国とはわかりあえるのではないか…というかすかな希望をいただく森雪。
短い時間ではあれユリーシャ・イスカンダルはガミラスの元首になり、イスカンダルにはスターシャ、地球連邦の大統領も女性、襲いかかる暗黒星団帝国の皇帝もまた女性。
この女性対女性の宇宙規模の戦いの中で、古代進は真田志郎は、死んだはずの古代守(記憶だけがイスカンダルのAIに移植されていたりする…など)
そんな物語を妄想していたりするのです。
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。