こんにちは、科特研キャップです。
ウルトラマンZ第23話が配信され残すとことあと2話。その最終回に向かって一気に物語が展開していきます。
ここでは第24話の予告編から読み取れる次回のみどころをまとめてみました。
第24話「滅亡への遊戯」
まずこのタイトルに注目。「遊戯」という文字を使うあたりは、どう考えても ブルース・リーの「死亡遊戯」に対する一種のオマージュではないかとさえ思います。思い出してください。第22話で、ピエロに扮したバコさんがバロッサ星人に一撃をくらわせたとき、直前にバロッサ星人に投げ飛ばされたハルキとヨウコに向かって「考えるな、感じろ」というセリフ、その時のバコさんのポーズこそ、かつてのブルース・リーを彷彿させるシーンでした。
というわけで、第24話の予告編をみるとポイントがいくつかあることがわかります。
見どころバトル
- ゼッパンドン vs ファイブキング
- ジャグラス ジャグラー(ヘビクラ) vs セレブロ(クリヤマ長官)
- ウルトラマンZ vs ファイブキング(セレブロ)
- ウルトラマンZ vs ウルトロイドゼロ(某情報筋)
- ウルトロイドゼロの怪獣化(デストルドスの頭部に注目)
第23話で死亡フラグが立ったっぽいヨウコ先輩が予告編に出てこないのはなぜだ〜(泣。
ゼッパンドンとファイブキングのバトル
いきなりゼッパンドンとファイブキングのバトルから予告編ははじまります。ん?と思った人もいるでしょうね。これまでのウルトラマンZの物語の中では、どちらもヘビクラ隊長ことジャグラス ジャグラーがダークゼットライザーを使った変身した怪獣ですからね。ジャグラー対ジャグラー?って思ってしまいそうですが、たぶんゼッパンドンがジャグラスジャグラー、ファイブキングがそう…セレブロが寄生したクリヤマ長官が変身した姿だと思って良いでしょう。第22話でファイブキングに変身していたジャグラーがウルトラマンZガンマイリュージョンに倒された際、人間体に戻って「ちっとぁ手加減しろっての」と言ったあのとき、ファイブキングのメダルを落としてしまい、それをクリヤマ長官が手にしているシーンがありました。シーンではゴルザ(ファイヤーゴルザ)のメダルでしたが、その他のメダルも地面に落ちていたのです。
ファイブキングに苦戦するウルトラマンZ
どうも前回戦ったファイブキングとは様子が違っているらしく、かなりウルトラマンZは苦戦を強いられている。この時のファイブキングがゼッパンドンとの戦った後だとしたら、ゼッパンドン=ジャグラーはこのファイブキングとの戦いに敗れていることになる。そしてこのときもウルトラマンZはかなり苦戦し、次のシーンにもあるようにハルキはゼットライザーを投げ出してしまうほどダメージが大きかったと予想できますね。
倒れたハルキと投げ出されたゼットライザー、そしてベリアルメダルを拾い上げる手。
ボロボロになったハルキ、あたまの上にはゼットライザーが投げ出され、ウルトラメダルも散らばっている。その散らばっているウルトラメダルを拾っている手が、そうセレブロに寄生されたクリヤマ長官である。このときはるきはかろうじて意識があり、目を開けているので、この拾った相手がクリヤマ長官であることを知ることになるだろう。第23話のラストシーンで倒れたウルトロイドからヨウコ先輩を助け出したあと、そのウルトロイドゼロに飛び乗ったのがヘビクラ隊長…そして、ウルトラマンZの中からハルキが見ていることを知った上で、人間体ヘビクラから魔神体ジャグラーに変身してみせた。
ハルキにとっては、信じていた隊長がトゲトゲ星人(ジャグラス ジャグラー)だったり、クリヤマ長官がウルトラメダル…しかもベリアルメダルを持ち去っていく姿をみて、かなり人間不信に陥っているかもしれませんね。
特殊部隊の三人…でもよく見ると〜
ここで唐突に三人の特殊部隊が登場するのだが、動画でみているうちは気づかなかったのですが、キャプチャしてよくみると…おや、この人はヘビクラさんではないでしょうかね?
除隊した後も、なんらかの理由があって地球防衛軍に侵入する必要があり、そのための変装がこの特殊部隊だった…ということでしょうか。そしてこのすぐあとに、ユカさんのアップ。不安そうな顔が驚きの表情になります。一体誰を見ての表情でしょうか。
ヨウコ隊員 クリヤマ長官を疑う
うすうすは気づいていたのでしょうが、ここにきてはっきりとクリヤマ長官が別人になっていることを確信するのではないでしょうかね。ヨウコ隊員の制服にあるSAAG(第一特殊空挺機甲群: 特機群)の所属の部隊章がみょうに似合わないです。
バコさんとハルキ ステッグの車内から
このバコさんの表情が、何か堅い決意の表情ですね。宇宙戦艦ヤマトに登場する真田さん風に「こんなこともあろうかと思ってな、ちゃんと準備してあるよ!」みたいなことがありそうな予感がします。それをうけてハルキも「押忍!」って感じでしょうか。
ここらで、セブンガーがバージョンアップしてないかなぁ〜と思うのですよ。バッテリーの3分間問題は、実はウィンダムに搭載したネロンガのツノを解析して作ったバッテリーで解決していたり…とか、硬芯鉄拳弾がかなり強力になっていたり…はたまた、実は背中のロケットバックパックが、3式機龍(メカゴジラ)風に射出して相手にぶつけることができたり…などなど。期待しちゃうなぁ〜 パワードセブンガー!
クリヤマ長官(セレブロ)の変身 ジャグラーの変身
ここで来ました!能書きばかりで人の生き方を否定してくる奴らを見返してやるジャグラー。お互いの変身シーンですが、クリヤマ長官こと小倉久寛さんが、最初の特番で「この歳になって変身できるとは思わなかった」的なことを言っていたような記憶があります。それは実はこのことだったのかもしれません。
それに対してジャグラス ジャグラーさんは体は魔神体、顔は人間体の状態で変身してますね。
…というか、このシーンはもしかしたら、変身ではなく クリヤマ長官はファイブキングに変身している最中、ジャグラーはゼッパンドンに変身している最中なのかもしれません。
叫ぶハルキ
このハルキが何を叫んでいるのかがとっても気になりますね。もしかしたら、ファイブキングに敗れたゼッパンドン、あるいは巨大化したジャグラーさんが誰かに倒されてしまう…みたいな状況でしょうか。
そして、次回予告のタイトル「滅亡への遊戯」
すでに、バンダイからのおもちゃ情報で、これが「デストルドス」であることが判明しています。
このデストルドスの怖いところが、顔の部分にウルトロイドゼロの顔の半分が張り付いているところ。そしてどうも向かって右胸(ソフビの画像ではレッドキングの首の下)あたりに、ウルトロイドゼロの割れたもう半分が引っかかっているようなのです。
え〜、ウルトロイドゼロは確かの暴走フラグは立っているけど、こうもあからさまに怪獣に乗っ取られるとは思わなかったですよ〜。
さらにとある情報筋から、この デストルドス の呼び名が判明しました。
殲滅機甲獣デストルドスです。
大事なことなのでもう一度書きます『殲滅機甲獣デストルドス』です。
ストレイジの特空機は略称で正式には「対怪獣特殊空挺機甲」です。そうデストルドスはこの機甲という文字を持っているということは、明らかにウルトロイドゼロが怪獣化したと予想してよいと考えています。
さて、第24話「滅亡の遊戯」最終回である25話の直前だけに、かなり破局的な状況で24話が終わると考えています。そして第25話の冒頭から中盤までは、もう絶望の極み〜みたいな物語になるのではないでしょうか。で、その最終話の中盤以降からの、大どんでん返し!
デストルドスをウルトラマンZや地球防衛軍はどのように倒すのでしょうか?
ウルトラマンZはハルキと分離してウルトラの星に帰ってしまうのでしょうか?
地球に残るのはヨウコ、ユカ、ハルキ(いやハルキはすでに第1話で死んでいるので、どう生き返るか)…は?
ヘビクラさんはジャグラーはどうなる?
セレブロの寄生が溶けたクリヤマ長官はどこかおっとりで「一体何かあったんだ〜」みたいなセリフを言うのか。
最終話に向けた絶望の第24話、めちゃくちゃ期待するでございます!
『ウルトラマンZ』次回予告 第24話「滅亡への遊戯」
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関連リンク
- ウルトラマンゼット 番組公式サイト:http://ani.tv/ultraman_z/
- ウルトラマンゼット 作品公式サイト:https://m-78.jp/z/
- ウルトラマンゼット 作品公式Twitter: https://twitter.com/ultraman_series/
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。