こんにちは、科特研キャップです
新番組ウルトラマンZ(ゼット)に登場する対怪獣ロボット部隊 ストレイジの対怪獣特殊空挺機甲1号機/特空機1号のセブンガーが、大人気ですね。いまのところ唯一のおもちゃといっていいのが、セブンガーのソフビ。バンダイではウルトラ怪獣シリーズで販売していますが、どこの玩具屋さんにいっても売り切れ状態。すでに購入できた方も、まだ購入できなかった方もお楽しみください。
セブンガー データ
特徴 | パワー型
世界初の対怪獣ロボット。※特空機1 号は「対怪獣特殊空挺機甲1号機」の略称。1本1分のバッテリーを3本装備しており、実用⾏動時間は3 分。(基地から作戦地域への移動は、背中のブースターで飛行するため、実用行動時間には含まれない)戦闘以外の⽡礫撤去などの際には、有線で給電することも可能。 |
出身地 | 地球 |
身長 | 55メートル |
体重 | 3万8千トン |
武装 | 硬芯鉄拳弾拳を発射し、相手に強力な打撃を与える兵器。 |
引用: https://m-78.jp/z/robot/
セブンガー 前 正面
まずはこの質感。この表面のこの微妙な凸凹は鉄を鋳造(溶かした鉄を型に流し込む製造法による表面)したときにできる質感ですね。第1話で身長20mのゴメスをパンチひとつで無力化させた実力。かなり重量のあったパンチだと思わせるのに十分でしたね。
表面の鋳造感に加えて、モールド(溝)がかなり細かいのもセブンガー ソフビの特徴だと思います。全身のモールドもさることながら、鼻の奥の横シマまで再現している細かさ。のちほど顔のアップも紹介します。
セブンガー 後 背中
ウルトラマンレオに登場したセブンガーを覚えている人にとっては、一瞬「アレ?」って思う後ろ姿。もちろんウルトラマンZ(ゼット)をご覧になっている人には当然なんだけど、背中のロケットパック は、ウルトラマンレオに登場したセブンガー にはありません。レオに登場したセブンガー の移動手段はウルトラボールに入って誰かに運んでもらう…という方法でしか移動できません(なのでウルトラマンジャックがわざわざM78星雲光の国から地球まで届けてきた)。
ということで、この背中のロケットパックは、ストレイジのオリジナルなんですね。ちょっと気になって調べてみましたが、実は背中にロケットパックをつけているロボットはたくさんあるように思えますが、実は少数なんです。マジンガーZはオプションのジェットスクランダーを装着して空を飛ぶことができ、グレートマジンガーは背中に収納可能なスクランブルダッシュで空を飛んでいました。では僕たちのイメージで背中にロケットパックをつけて空を飛ぶロボットといえば、「鉄人28号」と「ジャイアントロボ」なんですね。これはどちらも漫画家横山光輝先生によるものなのです。さらにジャイアントロボとの共通点としては、関節がジャバラで覆われているところですね。肩・肘、足、膝と可動する関節部分を覆っています。
2本のロケットパックの中央に、バッテリーパックの収納スペースがあります。ひとつのバッテリーでの稼働時間が1分。それを3本収納して、合計3分間動くことができる。ウルトラマンレオでは1分しか戦えなかったことに対して、なかなかわかりやすく説得力のある解決方法ですね。
セブンガー 左右 側面
セブンガー 顔
セブンガー の表情をあらわす左右の黄色い目。通常モードはたれ目でどことなくたよりなさそうな顔ですが、いざろなるとやるきまんまんのつり目になったり、前回では動けないときには目に×(ばってん)マークが入る芸の細かさ。いったいこの部分は誰が設計したのでしょうか?
それにしてもモールドが細かい。目の中の同心円、鼻の奥のフィルター。
この写真をみながらの新発見! セブンガー はまったくの左右対象の造形だとばかりおもっていましたが、向かって右側の目の下にハシゴがありますね(左側の目の下には無い)。ストレイジ整備班によるメンテナンス用のハシゴだと思いますが…これも、あの作品を参考にしたのではないかなぁ?(アニメ「ジャイアントロボ 地球が静止する日」のジャイアントロボ には草間大作少年がそのハシゴに捕まっているシーンがある)
セブンガー 腹部
それにしても、この正面の黄色い丸部分には、いったいどんな秘密が隠されているのか…何か必殺技が仕組まれているような感じですね。これもエピソードが進むたびに徐々に明らかになっていくと思います。
それにしてもモールドが細かい〜!
セブンガー 脚 足
この巨体(身長55m、体重3万8千トン)を支える二足歩行ロボットというのもある意味で驚異ですが、これでしっかりと支えている。しかもオートバランス機能はかなり高度なものが搭載されると思われ、第1話でもハルキを踏まないようにバランスをとりながら、最後はビルに倒れてしまいましたが、かなりのバランス制御機能が組み込まれていますね。第3話でのゴモラへのカブキアタックもそした高性能なバランス制御機能のなせる技だと思いました。
セブンガー かわいい
とにかくセブンガーを復活させたのがいったい誰の発案なのかはわかりませんが、大当たりだと思います。ソフビも売り切れるわけです。願わくば今後セブンガー
- ぬいぐるみ
- アクションフィギア
- プラモデル
- S.H.Figiarts
あたりでも、セブンガー を商品化して欲しいですね。
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関連リンク
- ウルトラマンZ(ゼット) – テレビ東京系 2020年6月20日(土)あさ9時放送スタート!
- ウルトラマンZ – Wikipedia
- https://ja.wikipedia.org/wiki/ウルトラマンレオの登場怪獣#怪獣ボール_セブンガー
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。