こんにちは、科特研キャップです
ウルトラマンZの主題歌『ご唱和ください我の名を』と挿入歌『Connect the Truth』がリリースされました。それぞれの歌詞の中に、何気なくヘビクラ隊長=ジャグラス ジャグラーの影が見え隠れしているようで、ウルトラマンZ(ゼット)のストーリーは、もう一方で ジャグラス ジャグラーの物語なのではないか…と、感じてしまうのです。
(感想には個人差があります)
著作権の都合上、歌詞を直接ブログ上に掲載することはできませんので、日本著作権協会と包括的な著作権処理をされているYouTubeにアップロードされた動画をご覧いただきながら、検証してみましょう。
朗読 ご唱和ください我の名を (歌詞 フル)
オープニングテーマ「ご唱和ください 我の名を!」
作詞・作曲・歌 – 遠藤正明
編曲 – 宮崎京一(KEYTONE)、飯田涼太(KEYTONE)
J-Lyric.net
UtaTen
歌詞検証
退屈持て余して蔓延る宇宙人(エイリアン)
これを、ジャグラス ジャグラーではないかと
刺激求めて蘇る巨大怪獣(モンスター)
上をジャグラーとすれば、この巨大怪獣は ゼッパンドン ですね。
そしてテレビでは使われていない二番の歌詞が、これまた意味深
最後に立ちはだかる相手は誰だ?
誰なんでしょうね。しかも「最後に立ちはだかる」ってどういう意味?
正義の心振りかざして牙を剥くヤツ!
ヘビクラ隊長がリクくんに言っていた「正義に目覚めたって言ったら信じるか?」のセリフを思い出しながら、この歌を聴いてみるといいですね。
敵か?味方か? 揺れ動くキミはどっちだ?
この “キミ” は、もうジャグラス ジャグラーだろう。
ということで、『ご唱和ください我の名を!』の歌詞にあるジャグラス ジャグラーの影…というか、ジャグジャグ臭とでもいうべきものを強く感じたりします。
朗読 Connect the truth (歌詞 フル)
エンディングテーマ「Connect the Truth」
歌 – 玉置成実
作詞・作曲・編曲 – 尾澤拓実
J-Lyric.net
UtaTen
歌詞検証
何が正しいか 背中合わせの鏡は 本当の姿を隠すよ
本当の姿を隠す…ということでいえば、リクくんにいった「あいつらには黙っておけ」がひっかかりますよね。
守るものが 今 抱きしめた腕から こぼれないように 戦うのさ
ジャグラーを思いながらこの歌詞の部分を考えると、ウルトラマンZではなく、ウルトラマンオーブ THE ORIGIN SAGAのあのシーンを思い出してしまいます。目の前でベゼルブに倒れたミコットの存在。ミコットを守りきれず抱きしめた腕からこぼれ落ちるように死んでしまった悲しさを、いまでもジャグラーが抱えているのだとしたら……。
もしもぼくがいぢわるな監督だったら…ウルトラマンZのエピソードのどこかに、ミコットそっくりな地球人を登場させてジャグラーの抱えている悲しみと正義に目覚めた理由を描くかもしれません。
さらに歌詞の中には
信じていた正義は 時に牙をむく 見えている道だけが すべてじゃない
正義に目覚めた…と言うジャグジャグです。ハルキとの稽古をしていた際にも「見えるものだけを信じるな」というジャグラス ジャグラーの名台詞にかかるものがあります。
メロディに乗せた歌では、聞き逃してしまうものも、歌詞(漢字)でみたり、あえてメロディ無しで朗読してみると、歌詞本来の意味が少し見えてくるかもしれません。
歌詞サイト
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関連リンク
- ウルトラマンゼット 番組公式サイト:http://ani.tv/ultraman_z/
- ウルトラマンゼット 作品公式サイト:https://m-78.jp/z/
- ウルトラマンゼット 作品公式Twitter: https://twitter.com/ultraman_series/
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。