こんにちは、科特研キャップです。
円谷プロダクションの公式サイトである円谷ステーション。その中に新しいサイトがオープンした模様。ウルトラセブン55周年プロジェクト。
このコピー「55年前、未来があった。」には、2つの想いが込められているように感じました。ひとつは、ウルトラセブンという作品の中に、たくさんの未来的な要素が詰まっていました。地球防衛軍TDFやウルトラ警備隊の装備、乗り物や武器や通信機などなどは、当時の子供たちに未来を劇中に描いていたと思います。またもうひとつの想いは、現在に対してです。「55年前には当時からみた未来があった」…少年雑誌には数多くの未来の都市や未来の家庭、未来の宇宙開発や海底や地底への開発などなど。そしてそのあと1970年には大阪万博が開催され、未来の生活がどんなふうになるのか…そんなビジョンが溢れていたように思います。翻って2022年の今はどうでしょう。いまの私たちには「未来」があるのか? この先50年後、100年後の日本は?世界は?どんな未来像をいまの私たちや子供たちが持っているのだろうか?55年前の子供たちが抱いていたようなワクワクする未来はあるのだろうか? と、つい当時少年だった自分自身が、そんな風に思ってしまいます。
だからこそ、まだ未来を描いていた55年前のウルトラセブンを、いまここに55周年記念として取り上げる理由がある。2022年のいまだからこそ、ここから先の未来をまた当時のように描く気持ちを持ち続けたい。それがウルトラセブンなのかもしれません。期待してまs!
ウルトラセブン55周年、プロジェクト
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。