こんにちは、科特研キャップです。
われらは科学特撮研…という活動の中では、この投稿はとてもありがたいです。
現在放送中(YouTubeでの配信も)のウルトラマンZ 第21話『D4』で登場した、爆破実験場となった島が、実はCGではなく日本のミニチュアの特撮技術によるものだということを、作者ご本人のツィートで紹介されていました。
そうそう。海は寒天なんですよね。
そしてさらに、爆発後はインテリア装飾品の「松の樹皮」を一枚一枚貼りながら作っているとのこと。
こうしたミニチュア技術が、ハリウッドのCGではない日本独自の特撮を支えているのです。
KGマサユキ @kg_magras30 さんのツィート
ウルトラマンZ21話 冒頭のD4試験場の島はCGでは無く昔ながらの寒天を使用したミニセットで撮影しております。90cm×90cmの小さいセットですがライティングと雲合成のおかげでちゃんと島に見えますよね?
寒天海のミニセットを作ったのはネクサス以来15年ぶりですよ(笑) #ウルトラマンZ pic.twitter.com/d5ACd0qXfD— KGマサユキ6/16AKガーデン (@kg_magras30) November 22, 2020
ちなみに実験後島が半分消滅した状態の地表素材としてクレーターのミニチュアも作っております。えらい力で岩盤がめくれ上がってる状態を表現したくて一枚一枚インテリアバーグ(松の樹皮)を貼ってます pic.twitter.com/jCNHx8gXM0
— KGマサユキ6/16AKガーデン (@kg_magras30) November 22, 2020
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関連リンク
- ウルトラマンゼット 番組公式サイト:http://ani.tv/ultraman_z/
- ウルトラマンゼット 作品公式サイト:https://m-78.jp/z/
- ウルトラマンゼット 作品公式Twitter: https://twitter.com/ultraman_series/
いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。