こんにちは、科特研キャップです
いよいよ劇場版の公開です。
ことの発端は、特撮監督の樋口真嗣氏の発案のリレー動画「カプセル怪獣計画」からはじまって、岩井俊二監督と斎藤工主演のオンラインドラマ「8日で死んだ怪獣の12日の物語」。それがなんと劇場版でやってくるとは予想もしなかった展開。
ぜひ、劇場でみたいですよね。
(あれ、この日は大林宣彦監督の最新作「海辺の映画館 キネマの玉手箱」の公開日でもある)
映画『8日で死んだ怪獣の12日の物語』予告
映画『8日で死んだ怪獣の12日の物語』
2020年7月31日(金)公開斎藤工 のん 武井壮 穂志もえか 樋口真嗣
脚本・監督・造形:岩井俊二
原案:樋口真嗣
主題歌:小泉今日子+ikire 「連れてってファンタァジェン」
音楽:蒔田尚昊=冬木透 ikire
プロデューサー:宮川朋之 水野昌公式サイト:https://12daymonster8.com
ⓒ日本映画専門チャンネル/ロックウェルアイズ
イントロダクション INTRODUCTION
SNSにて樋口真嗣監督ら5人の監督が発動した「カプセル怪獣計画」の番外編であり、全編ほぼリモートで撮影された本作。
主人公のサトウタクミを演じるのは、ミニシアターパークの活動などを通して積極的にミニシアターを支援している斎藤工。俳優としてだけでなく、監督やプロデュースまでもこなすそのバイタリティをリモート撮影という特殊な状況下でも発揮し、主演を務めます。
そして、のんが演じるのは、通販で宇宙人を買ったという丸戸のん。
「この役を演じられるのはのんしかいない」という岩井監督からのラブコールに応え、岩井組に初参加します。サトウタクミの先輩オカモトソウを演じるのは武井壮。
そして、話題作への出演が続く穂志もえかがYouTuber“もえかす”を演じ、これまでとは違った一面を見せます。個性豊かな岩井組初参加の面々に加え、原案の樋口真嗣も登場し、フィクションなのにドキュメンタリーのようなちょっと不思議で優しい世界へと導いてくれます。
世界中が今も直面している新型コロナウイルスとの戦い。このような状況下だからこその岩井俊二のクリエイティブ力が光る、2020年の今を切り取る作品がここに誕生しました。
ストーリー STORY
通販サイトでコロナと戦ってくれるというカプセル怪獣を買ったサトウタクミ(斎藤工)。毎日怪獣の成長を配信しているタクミの元には、通販で宇宙人を買ったという後輩の丸戸のん(のん)や、コロナの影響で無職になってしまった先輩のオカモトソウ(武井壮)など、色々な人から連絡がくる。日に日に怪獣は成長していくが、どうもYouTuberもえかす(穂志もえか)が育てる怪獣とは種類が違うようだ。怪獣に詳しい知り合いの樋口監督(樋口真嗣)にノウハウを聞きながら、日々怪獣を育てていくタクミ。果たしてタクミはきちんと怪獣を育てることができるのか? そして、この怪獣はコロナをやっつけてくれるのか?
脚本·監督·造形:岩井俊二
原案:樋口真嗣
プロデューサー:宮川朋之 水野 昌音楽:蒔田尚昊=冬木透 ikire
主題歌:小泉今日子+ikire
「連れてってファンタァジェン」製作:日本映画専門チャンネル ロックウェルアイズ
配給:ノーマンズ・ノーズ
ⓒ日本映画専門チャンネル/ロックウェルアイズ
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いわゆる昭和特撮で少年時代を過ごし、平成・令和となった今、まさに自分はあの頃未来の世界と描かれた時代にいるはずなのに…なぜ宇宙旅行もままならず、海底牧場もできず…チューブの中を走っているはずの列車は無く…という2020年になろうとする時代の中で感じていたりします。せめて映像の世界だけはかつて夢見た未来を描いてくれるのではないだろうか。CG全盛の時代だし、CGは嫌いじゃないし(むしろ好きだし)、でもそんな中でも昭和特撮大好きオーラを出し続けていたいと思います。